レディリー=タングルロード
れでぃりーたんぐるろーど
概要
CV.佐倉綾音
宇宙エレベータ『エンデュミオン』建設に関わった、オービット・ポータル社の社長。その幼い容貌とは裏腹に、宇宙開発事業を手掛ける同社を再建した経営手腕を持っており、天才ゴスロリ美少女社長として有名である。
↓以下本編ネタバレ注意。↓
その実態は千年を超える時を生きる魔術師。ナイフでも銃弾でも、真空に放り出されたとしても死なない不死性を持つ。かつて十字軍の遠征で負傷した兵士を助けた際にもらったアンブロジアを食べたことで不老不死となってしまった。魔術師ではあるが彼女自身は魔術を使えない。禁書世界に魔術は生命力を魔力に変換して使う、彼女は不老不死になったことで身体のサイクルがねじれてしまっていて、生命力が身体を循環しているこのため魔術が使えない。そのため魔術の使用には代理を立てる必要がある。
エンデュミオンをバベルの塔に見立て、その核に人を集め、鳴護アリサの歌によって熱狂させることでエネルギーを得、それを利用した魔術によって北半球ごと自らを消滅させることによって自殺しようとした。望まぬままに得た不死によって苦しんできた過去を持つ。最終的には上条やインデックス他、学園都市を中心に多くの人々が協力したことにより計画は破綻した。
事件の後、彼女はアレイスターに回収されて不死の研究材料とされる事となった。
(劇場版では目を見開いたままフラスコのような物の中に保存されているが、漫画ではベッドの上で瞼を閉ざして安らかに横たわっている)
本当は「宇宙空間で魔術を行使した貴重なサンプル」として回収されたものと思われる。
ソーシャルゲーム『とある魔術の禁書目録 幻想収束』
原作者執筆のオリジナルシナリオにて、フロイライン=クロイトゥーネのように窓のないビルに幽閉されている事が明かされた。
追加情報
シャットアウラがレディリーのもとにアリサを回収して持って行ったあと、
「だって、本当は誰も助からなかったのよ?あの事故は。」と、レディリーが言い、その後、
「そらならうまくいくとおもったのよ。(空ならうまくいくと思ったのよ。)」といったことから、 レディリーは、オリオン号に乗っていたと思われる。
また、 だって、本当は誰も助からなかったのよ?あの事故は。」のあと、 「なのにあなたの父親以外みんな助かるなんて。」「思わぬ副産物ができたのだから、ある意味成功といえるかしらね。」と言っているので、オリオン号の事件は、レディリーが自殺をしようとしたため、彼女の思惑によっておこったものと思われる。
だが、上記の通り不老不死のため、死ねなかった。
これからして、事故ではなく、事件だということが分かる。
関連タグ
上条当麻 インデックス 鳴護アリサ シャットアウラ=セクウェンツィア メアリエ=スピアヘッド
ショット・ウェポン:『聖戦士ダンバイン』より。OVA版にて永遠の命から逃れるべく世界を巻き込む陰謀を企てた。彼の場合、不老ではなく肉体が滅びても魂は滅びない状態で700年を生き永らえていた。レディリーと決定的に異なるのは死を迎える事には成功しているという点であり、目論見が全くの失敗だったわけではない。