概要
2018年10月にPS4用ソフトとして発売された。
「ガラパゴスRPG」シリーズ第5弾。
ふとしたきっかけで魔女の力を得た主人公が、竜と魔女を巡る過酷で哀しき運命に巻き込まれてゆく…。
ストーリー
舞台は巨大竜が跋扈する世界「ヴァーネリア」。
「魔女」と呼ばれる存在の少女たちは、竜を生み出す存在として忌み嫌われていた。
主人公である騎士ゼフィは、魔女狩りの最中に巨大竜に襲われ危機に陥るが、魔女であるミネッサに救われる。
その際竜の血を飲んだことで魔女としての力に目覚めたゼフィは、魔女たちと行動を共にすることになる。
そんな彼らの行く手に待ち受けるのは、世界統治機関である「奉皇庁」や、魔女を狩り「鎮魂騎士団」、竜狩りの集団「エビルレイヴン」などさまざまな勢力であった。
哀しき運命を背負った魔女たちと、その力を得た少年。彼らが辿る運命とは…。
システム
バトルシステム自体は割とオーソドックスなRPGであり、魔女の力で浮遊しながら戦うため敵と高度を合わせて攻撃することが重要である。
その他特徴的なシステムとして、ヒロインである魔女たち(その力を受け継ぐゼフィも含む)に「狂気度」なるパラメータがある。
ゲーム中の選択肢などで溜まってゆき、限界値を越えるとバッドエンドとなってしまうというもの。
これは本作における「魔女」は竜の種を孕んでおり、その昂る衝動によって狂気に染まってしまうという設定があるため。
竜の血肉を喰らうことで狂気を抑えることができるのだが、その場合胎内の竜の種が育ち、やがて腹を食い破って這い出てくるというえげつない設定がある。
魔女の隠れ家にいる「妹」と呼ばれる幼魔女たちが狂わないよう竜の血肉を与えることができるのだが、与えすぎると妹たちの胎内から竜が誕生してしまう(当然妹は死亡する)。
しかしその竜はレアスキルを持っているため攻略上は有用だったりする。そのため、妹を生かすか殺すかはプレイヤー次第…というわけ。
以上のような背徳的なシステムが目白押しであるため開発の性癖が濃すぎると一部で話題になったことがある。
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パンドラの塔…ヒロインに血肉を与えられたり、またそのヒロインが化け物に変貌してしまうなど本作と似たような要素がある。