Ma計画

めむあれふけいかく

Ma計画とは悪ノ大罪シリーズ、原罪物語の根幹の一部を担う計画である。

概要

紀元前、魔道王国時代のレヴィアンタの女王のお告げによって始まり、世界の創造を担った神々の内の二柱の神である｢双頭の神竜レヴィアビヒモ｣を世界に顕在するための器『神の双子』を誕生させるための計画。

誕生できなければレヴィアビヒモによって世界が滅ぼされてしまう。

神の双子を誕生させるには産むための女性｢Ma(メムアレフ)｣を必要とするがそれらには三つの条件が揃わなければならない。

もし条件達成し、神の双子を誕生させた女性はレヴィアンタの女王となることができるため、これは厳重な検査と調査の元に行われた。

科学者アダム=ムーンリットによって進められ、レヴィアンタ最強の魔女と言われていたイヴ=ズヴェズダが母体候補として選ばれ、神の種を埋め込まれ身籠もるが流産してしまい、アダムとイブの二人は行方を眩ましてしまい計画は失敗する。

今度は科学者セト=トワイライトによって進められ、紅の魔女と呼ばれていたメータ=ザルムホーファーが母体候補として選ばれ、こちらのほうは無事出産することに成功した。

これを期に女王によって｢エヴィリオス歴元年｣が誕生した。

しかし、母性本能が目覚めたメータが実子である双子を連れ行方不明となり、またもや計画は失敗する。

四人のMa候補の内一人イリーナ=クロックワーカーが生き残り、彼女が無事双子を身籠もったため、レヴィアンタの女王となるが…。

エヴィリオス歴13年、『レヴィアンタの災厄』によって魔道王国も、女王も、神の双子も、民も、全てが滅ぶことになってしまった。

Ma候補として選ばれる三つの条件の内、3番目の｢処女である事｣はあまり意味が無かったのでは？とイリーナの独白によって推測されている。過去の候補の中には未亡人がいたり、娼婦がいたりしたようである。