Ma計画
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めむあれふけいかく
Ma計画とは悪ノ大罪シリーズ、原罪物語の根幹の一部を担う計画である。
紀元前、魔道王国レヴィアンタの女王のお告げによって始まり、人間を創った神である双頭の神竜レヴィアビヒモを世界に顕現するための器『神の双子』を誕生させるための計画。
誕生できなければレヴィアビヒモによって世界が滅ぼされてしまう。
神の双子を産む女性「Ma(メムアレフ)」を必要とするがそれらには三つの条件が揃わなければならない。
- 魔道王国レヴィアンタに住んでいること。
- M因子(魔力数値のようなもの)が170以上であること。
- 処女であること。
もしこれらをパスし、神の双子を誕生させた女性はレヴィアンタの女王となることができるため、これは厳重な検査と調査の元に行われた。
第一次Ma計画
科学者アダム=ムーンリットによって進められ、レヴィアンタ最強の魔女と言われていたイヴ=ズヴェズダが母体候補として選ばれ、神の種を埋め込まれ身籠もるが死産。アダムとイブの二人は行方を眩ましてしまい計画は失敗する。
第二次Ma計画
今度は科学者セト=トワイライトによって進められ、犯罪者であり紅の魔女と呼ばれていたメータ=ザルムホーファーが母体候補として選ばれ、こちらのほうは無事出産した。
これを期に女王によって「エヴィリオス歴元年」が誕生した。
しかし、母性本能が目覚めたメータが実子である双子を連れ行方不明となり、またもや計画は失敗する。このことがきっかけでメータは後世にて彼女の信奉者から「聖母」として崇められるようになる。
(それ以降第三~第六の計画は失敗続き)
第七次Ma計画
四人のMa候補の内三人が死亡し、イリーナ=クロックワーカーのみが生き残りMaに選ばれる。彼女が無事双子を身籠もったため、レヴィアンタの女王就任式典を迎えることになるが…。
Ma候補として選ばれる三つの条件の内、3番目の「処女であること」はあまり意味が無かったのでは?とイリーナの独白によって推測されている。過去の候補の中には未亡人がいたり、娼婦がいたりしたようである。
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