MT-4000形

えむてぃーよんせんがた

MT-4000形は、南阿蘇鉄道が2022年より導入を開始し、2023年より運転を開始している気動車である。

概要

南阿蘇鉄道が保有・運用している、普通列車用の気動車。

2016年の熊本地震被災からの2023年夏の全線運行再開に際しJR九州豊肥本線への乗り入れも決定、対応車両として設計・新造された。新潟トランシス製の軽快気動車「NDC」シリーズの1形式。

MT-4001・MT-4002の2両が2023年より、MT-4003・MT-4004の2両が2024年よりそれぞれ営業入り。状態の悪いMT-2000形(MT-2000A形)の代替車両として導入され、MT-3000形のMT-3001も置き換えた。

余談

現在、新潟トランシスで製造されたNDCシリーズの車両の中で、17m級車体の車両は本形式と長良川鉄道ナガラ600形のみである。

2022年に最初に搬入された2両については、不通のため線路がつながっておらず、新潟トランシスの工場から海上輸送によって運ばれそのまま線路に乗せられ、一切乗客、鉄道ファンも姿を目撃しないまま試運転が開始されたため、インターネット上では「ステルス納車」と騒がれた(なお残る2両は直接線路を経由している)。

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南阿蘇鉄道 気動車 ディーゼルカー 新潟トランシス 4000形