概要
ファイナルファンタジー7リバースの作中内で大人気のカードゲーム。
このゲームのプレイヤーはカードバウターと呼ばれており、街のいたるところに存在している。人気のほどはかなりのものであり、神羅の船上で大規模な大会が行われるほど。クイーンズブラッドで人生を狂わされたカードバウターも少なくないという。
しかし、開発者が発売してすぐに「奇妙な声が聞こえてくる」と言った後、人前から姿を消し孤独死したという闇のゲームじみた黒い噂も流れている。
基本ルール
3×5の盤面にカードを置いていき、各横列のカードの合計パワーで勝敗を競う。
陣地の両端にはコマが置かれているが、これは各バウターの陣地を、コマの数は出せるカードのランクを表しており、対応したランクのカードをここに置くことができる。カードを置くことで、指定された範囲で陣地を広げることができる。また、既に自分の陣地とカードの占領範囲が重なる際は、その陣地のランクが増え、高ランクカードを出せるようになる。一方で、相手の陣地とカードの占領範囲が重なる際は、相手の陣地を奪うことができる。
カードの種類は多岐に渡り、シンプルに陣地を広げる以外にも、自身のカードのパワーを強化したり、弱体化させカードを消滅させたり、既に置かれている自分のカードを上書きしたりと様々な効果が存在する。カードの入手方法は、ショップで購入したり、カードバウターとの勝負に勝った際の報酬としても貰える。
カードのレアリティの中にはレジェンドカードと呼ばれるものがあり、他のカードが2枚以上手に入るのに対し、1枚しか入手できない。
個性豊かなカードバウター達
今作で登場するカードバウターだが、約一部を除いてものすごくキャラが濃い。
双子だったり船乗りだったりはまだ良い方で、ダンボールや小物で壁を作っていたり、ヨガで浮いていたり、果ては人間ではなく犬やチョコボだったりとホビーアニメのキャラレベルでキャラが濃い。
関連タグ
世界観
実はクイーンズ・ブラッドには、元となった物語が存在している。それは、作中世界に伝わっている物語「黒紅の女王」。
黒紅の女王は最初は心優しい女王だったが、まるで人が変わったかのように豹変し、いつしか国中を支配してしまう。そこに「翠玉の魔女」が現れ、民を先導し黒紅の女王を処刑したというのがおおまかなあらすじ。
開発者であるリドラルはこの物語をゲームの題材として考え、クイーンズ・ブラッドを開発した。
そう、この物語を題材としてしまった……
クイーンズ・ブラッドの闇
実はこの作り話と思われていた「黒紅の女王」の物語、作中世界にて実際にあった出来事だったようで、この物語を元に開発した世界に1枚しかないカード「黒紅の女王」に物語内で倒された黒紅の女王本人の意思が宿ってしまったという。
黒紅の女王により強者バウター達は次々と命を落としてしまう事件が多発。女王を止めるためには同じく世界に1枚しかないカード「翠玉の魔女」が必要となる。
その「翠玉の魔女」のカードはニブルヘイムにいるという混沌の獣なるバウターが持っているというが…。