概要
クリエイターや芸能等の活動において、「いつ復活できる」という見通しが立たない時の活動休止に行われる声明。
バンドやアイドルなどの芸能グループ活動においては、事実上の解散を指すことも多く、「グループ名を残しておきたい」という意向などでこのような言い方になることも多かった。
Berryz工房やDEATHGAZEなどはこのパターンで、引退や事務所を離籍したメンバーもいる。後に正式解散が告げられるSuGのようなケースもある。
シーナ&ザ・ロケッツやしゃるろっとのように中心人物が死去したことで活動を続けられずこの状態になることもある。
「活動停止」という表現もこれと同じニュアンスで使用されることが多い。
しかし近年では「無期限」を謳って活動休止してもcali≠gariのように数年で復活してくるグループもあり、将来的な復活を織り込んだコメントを発している己龍のようなケースもあり必ずしも解散や引退とは限らなくなっている。
長期の療養を要する持病や解決に時間のかかる問題があるために「いつまでに復活する」と断言できずこのような表現にしているところも多いと見られている。
また当初は解散のつもりでこのような表現をしていたものの、「時間薬で問題が解決した」「思わぬ幸運の重なりにより問題が解決した」ことにより結果的に数年の休止となったケースもあると思われる。
「ほぼ解散の意味の無期限休止」で、中には引退したメンバーがいる場合でも、メンバーが健在であれば一時復活や期間限定の活動などができることもある。
一部のメンバーが死去や業界追放レベルの不祥事などで完全復活ができない時も残ったメンバーで復活したり別名義を当てての復活が可能な場合もある。
中にはALLOFのように「バンド存続の危機レベルの問題があり本人達も早期に復帰できると思わず無期限休止としたが、周辺の助力により思いのほか早く解決した」という理由でわずか1年で復活したというケースもある。
thetelephonesやcali≠gariのように、無期限休止から復活したもののその後一部メンバーが脱退となったり、少女-ロリヰタ-23区のように復活から2年足らずで正式解散となったバンドもあり、復活しても安泰とはいかないこともある。
個人単位では不祥事による謹慎処分や体調不良による無期限活動休止宣言が多い。
不祥事による謹慎処分の場合は刑事処分や裁判・係争相手との話し合い等が一応の決着を見たり、ある程度期間が経ちほとぼりもさめ本人が反省していると見做されれば解除されるため、無期限とはついていても然程長い年月にはならないことも多い。ただし、謹慎解除前に本人が事務所を辞めるなどして活動再開することもある。
持病の悪化などの体調不良の場合、回復の見込みがなかったり最悪他界してしまったりして復活しない場合もあり、復活できるにしても期間はかなり長引く人もおり正式な引退宣言がのちになされることもある。