運命の光の中で
うんめいのひかりのなかで
あらすじ
ある日、アスカ・シンはTPCの新型機のテストパイロットに選抜され月面ガロワ基地に向かっていた。
そこにあったのは、かつてアスカの父・アスカ・カズマが乗っていたプラズマ百式だった。機体自体は冥王星付近で発見されたものの、カズマは「何だあの光は!?」という言葉を最後に消息不明となり、発見できなかったという。
アスカは基地にてカズマと共に光の速さで飛行可能とする計画「ゼロドライブ計画」を研究していたダイモン技術班長とミシナ教官と出会う。カズマが行方不明となったことで計画は凍結されたが、プラズマ百式が見つかったことで凍結が解除されたのだった。そして、アスカは父のできなかったことを成し遂げるため、パイロットを引き受ける。
早速、プラズマ百式で飛行テストを行うアスカであったが、速度が臨界点を超えると激しいGで気を失ってしまう。父を越え、前に進むために何度も航行テストを行うアスカに対し、ダイモンは厳しい態度をとっていた。そして、ついにアスカはプラズマ百式を乗りこなすが、ダイモンはアスカがカズマのように戻ってこなくなることを恐れていたのだった。
その時、直径200キロにも及ぶ超巨大彗星が地球に接近しているという警報が入る。たとえ直径10キロの隕石ですら、地球に落ちれば舞い上がった粉塵が太陽光を遮り、地球は氷河期を迎えてしまう。それが直径200キロでは地球がどうなるかわからない。
この危機を脱するには、彗星が太陽系に入る前に爆破しなければならない。
アスカは光速飛行するゼロドライブで彗星に接近し、隕石爆破用ミサイル「ファイナルメガランチャー」で彗星を爆破するためにプラズマ百式に乗り込んだ。ダイモンに「必ず帰ってくる」と約束して出動するアスカ。そしてゼロドライブにより、アスカはかつてカズマが見たものと同じ光を浴びる。
プラズマ百式から発射されたファイナルメガランチャーは彗星の破壊に成功するが、そこから怪獣ガイガレードが出現。アスカはウルトラマンダイナに変身し、小惑星で戦いを開始する。
肉弾戦で追い詰められ、ガイガレードの両腕の爪で締め殺されそうになるがパワーで逆に爪を折り、ガイガレードが隕石を放って反撃した隙に開いた腹部にソルジェント光線を受け撃破した。
エネルギーが枯渇し満身創痍となったダイナだったが、そこにスーパーGUTSの面々が駆け付けアスカは助けられるのだった。