曖昧さ回避
- スペイン語圏の苗字。
- ミストトレインガールズの登場キャラクター。本項で解説。
アヤラ(ミストトレインガールズ)
フィ~ッシュ! ア・ヤ・ラでェーっす!
海だいすき! 船だいすき! 魚大好きの海女~♪
アヤラについて知りたいことがあったらなんでも聞いてね。
え? 得意科目? そんなのないよ! だってアヤラ、勉強ぜんぜんできないから!
プロフィール
種族 | 人間 |
---|---|
誕生日 | 7月20日 |
星座 | かに座 |
武器種 | 鞭 |
所属 | フレイマリン |
好きなもの | 魚、船、海 |
嫌いなもの | 勉強 |
趣味 | 造船、船の修理、釣り |
特技 | ロープワーク、魚料理、裁縫 |
長所 | 鋼のメンタルを持っている |
短所 | 相手のペースにあわせられないこと |
概要
2021年6月30日に実装されたフレイマリン出身トレインナイト。小麦色に日焼けした肌と短くまとめた黒髪のポニーテールが特徴。釣り竿を持ち歩いているが本職は漁師ではなく船の修理工。一人称は「アヤラ」で、車掌のことはさん付けで呼ぶ。また他のトレインナイトは基本的に呼び捨てで呼ぶ。家族構成は一人っ子で、両親と祖父まで健在であるようで、今は亡き曽祖母との面識もある模様。その快活な性格から老若男女問わず仲良くできるタイプ。その反面、大好きな海の秩序を乱す輩や船を粗末に扱う者は快く思っておらず特に前者には本気で怒りを露わにしていた。
口癖は「フィーッシュ!」。曰く言うと元気が出るそうな。他にも「うお〜!」や「ギョギョッ!」などの魚に掛けたダジャレも言う。特徴的な帽子も被っているあたり、この人オマージュなのかもしれない。
ちなみにSレイヤー、SSレイヤー共に帽子に付いている錨を模した黒い部分はAレイヤーのEXシナリオにてフレイマリン所属トレインナイト共通のベレー帽にも付いているのが確認できる為、取り外し可能なものと思われる。(SSレイヤーの立ち絵では若干丸みのある形状に見えるが、こちらもEXシナリオでは角張ったデザインになっている為、恐らくは同一のもの)
海釣りは勿論泳ぐことや潜ることも好きで、海のないセントイリスでは噴水に潜って遊んでいた。勉強を強いられ海に遊びに行けなくなった際は投網で己の身動きを封じるほど居ても立っても居られなくなり、いざ海に出れば打って変わって元気に大はしゃぎしていた。正に水を得た魚。
特に好きな魚はクジラとコイ。のようだがクジラは魚ではない。本人は把握しているのだろうか…
勉強が出来ないのを自覚している通り、ことある毎に勉強や補習というワードが出てくる始末。しかし問題を船や海に置き換えた際にはあっさり解いてしまったため、海で生きてきた経験や知識、頭の回転自体は確かなようで、ポテンシャルはあるのかもしれない。とは言え、河川に食塩を撒いて海にしようとするなど学術的知識まで備えているか怪しいところも見受けられるが。
また魚や海が大好きであることはアヤラの言動からこれでもかと伝わってくるのだが、魚の化石やアンモナイトなどには興味関心がない模様。
子供の面倒を見るのが得意だそうで、同時に小さい子供が大好きらしい。それ故か時折自分は立派なお姉さんだと自負したり、子供向けな口ぶりで喋ったりする。得意の魚料理を振る舞いたがったり、運動会で味方が活躍した時は大袈裟に泣いて「拍手~!」とか言ったり、準備運動を怠る車掌を咎めたり等の彼女の言動も、そのような経験からくるちょっとしたお姉さんらしさとも感じられる。もっとも、車掌からも言われてしまっているように頭があまり良くないあたりや元気いっぱいで賑やかな性格からして彼女はどちらかというと子供っぽい印象のキャラである。
結婚願望もそこそこ強いようで「式は自分で直した船で挙げたい」だとか「結婚したら肉料理も作らなきゃ」なんてことも言ってくる。またこの台詞から窺えるように魚料理は得意であるものの、肉料理やお菓子作りと言った他の料理は得意ではない模様。
船の声が聞けるという重要そうな能力を有しているのだがイベントシナリオで用いた以降は特に目立った活躍はない。
開幕!五ヶ国対抗大運動会
フィーッシュ!フィーッシュ!
あ、車掌さんじゃーん!今、自分の出番に向けて自分を奮い立たせてたんだ。
大きな声を出すと、なんかすっごくやる気が出てこない?
ほら、車掌さんも一緒に!フィーッシュ!!
まさかの再登場。
その間実に二年二ヶ月半ぶりである。
フレイマリンの代表選手としてズエラット、カジュラホ、プエルトリコと共に出演。アニバーサリーだけあってイベントシナリオだけでなくイベントページで開催中、閉会後それぞれで各選手ごとに専用ボイスが設けられており、更に加えて、シナリオ中選手として登場したトレインナイト全員に体操着仕様の立ち絵までご用意されていた。しかも各々で着こなし方に差異があるという、なんたる大盤振る舞い。
アヤラに用意された立ち絵はというと袖は肩が出るまで捲り上げノースリーブ状態、裾は胸下辺りまでしかないヘソ出しスタイル。下はブルマなので自慢の太ももも遺憾なく剥き出しになっていてとにかく布面積が少ない。フレイマリンらしいといえばらしい格好。恥ずかしげもなくそんな格好してくれるのも中々圧巻だが、今までEXシナリオで服をすべて脱ごうが、レイヤーが変わろうが頑なに脱ごうとしなかった帽子をついに脱ぎハチマキをしているというのが驚きである。紅白帽じゃないんだ。
当のシナリオでは、ズエラットの使役するゴーレム、ゴー君にぶん投げられて空を飛んだり、メンバーと協力して鉄で出来た船を動かしたり、ニシキチームと競り合いながら駆け抜けたりと居なかったブランクを埋めるかの如くこれでもかと奮闘する。よくしゃべる。
分岐として存在するフレイマリン優勝シナリオでは、なぜか彼女ひとりで表彰を受けている。体調の優れないズエラットが居ないのはまだしも、カジュラホやプエルトリコは何処へ……ズエラットの付き添いだろうか。
余談だが、第四種目二つ目のシナリオのある分岐で立ち絵がブルマから通常のものになっているシーンがあったりする。これについては特に深い意味のない単なるミスだと思われる。
爆釣伝説アヤラ2 〜恋・覚えていますか〜
二人とも、こんにちフィーッシュ!
2024年3月1日開催のレイドイベント『爆釣伝説アヤラ2 〜恋・覚えていますか〜』にて、タイトル通りゲストではなく主役として登場。これに伴いイベント直前のピックアップガチャにて晴れて新SSレイヤー、[波乗り修理工]が久方ぶりに実装されることとなった。更に加えてSレイヤー[船のためならどこへだって]もイベント配布として実装。初期の釣りざんまいなS、SSレイヤーと比較すると二つ名や服装等、本職の修理工という点を強調したものとなっている。イベントタイトルが初登場時のタイトルをそのままにナンバリングが2になるという、ミストレでは珍しいタイプである。
前回のメンバーにバトゥを加えた車掌含めた五人が今回は海ではなく砂漠で発見されたという砂を泳ぐ魚、サンドフィッシュを釣りに行くというストーリー。また、それとは別で砂漠では何やら問題が起こっているらしく…
ちなみにサンドフィッシュは劇中で登場しない。
ゲーム上の特徴
SS[気合の一本釣り]
2021年6月30日実装。
実装当時、斧に次ぐ物攻補正値179.95%という数値と、アビリティ『フルコンディション【特大】』を併せ持つ鞭のアタッカー。スキル属性は主に衝属性、水属性。
linkスキルのスキル2『フィッシャースナップ』は「自身と発動条件を満たしているレイヤーの攻撃後、敵の物理防御力を10%減少させ、敵の命中を15%減少させる」という効果で最大で敵の物防を50%、命中を75%下げる事が可能。条件が鞭のみの縛りがあるが衝属性攻撃であればいい為、全体攻撃スキルにも対応しており、その場合敵全体にデバフを撒ける。
SS[波乗り修理工]
2024年2月29日実装。
アビリティやlinkスキルで物理衝属性をアシストする鞭のサポーター。スキル属性は主に衝属性と光属性。アビリティ『サポートSP【アヤラ】』やlink条件から特に物理衝属性の味方をサポートすることに長けている。またアビリティ『アクションエレメント【火】:ポジション1』だけでも強力であるので衝属性以外の味方のアタッカーとも組み合わせて編成することも出来る。
こちらのレイヤーでは、いわゆる置き物としての運用を考慮されているのかスキル2のlink効果が発動回数1回目の時に永続物攻バフ、スキル3のlink効果が発動ターンのみバフというあまり見ない構成になっている。
余談
元になったのはフィリピン共和国マニラ首都圏マカティ市にあるマニラ・メトロレールのアヤラ駅。2000年7月20日開業。
近くにアヤラ・センターやアヤラ通りがあったことからこの名がついた。これらに共通するアヤラとは上述の通り人名であり、フィリピンの大企業アヤラ・コーポレーションの創業者アントニオ・デ・アヤラに由来する。元々アヤラ家はスペイン・バスクのアラバ地方の土地所有者であり、アントニオ・デ・アヤラもスペイン生まれであったがのちにフィリピンへ渡ってから会社を設立した為、フィリピンにアヤラの名が付く通りや建物が出来るに至った。
しかし、この企業は不動産や水道インフラで名を馳せたものの、釣りや漁業には無縁であり、付け加えてアヤラ駅周辺地域も海が近かったりもしない為、海や魚との縁が深い訳でもない。どうしてこのようなキャラになったのかは不明である。
S[船のためならどこへだって]のキャラシナリオにおいて『ウキウキ☆アヤランド計画!』というタイトルがあるがこれは恐らく上述のアヤラ・コーポレーション子会社の「アヤラランド」という不動産企業から来ているものではないかと思われる。