プロフィール
誕生日 | 8月30日 |
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身長 | 169cm |
体重 | 59kg |
好きなもの | 自分 |
嫌いなもの | 数学、自分よりちょい上の二枚目 |
趣味 | 人生 |
特技 | 頭が頑丈 |
CV | 梶川翔平 |
概要
ゲーム『魔法使いの夜』に登場するキャラクター。
静希草十郎のクラスメイトでバイト仲間。久万梨金鹿とは家が隣で幼馴染。
陽気で、計算高く、女の子大好きで、ちょっと足りない。悪気のない狡猾さを持っているものの、その計算は大抵間違いだらけであり、間の抜けた結果となることがしばしば。
時々妙な企画を発案する事があるなど、クラスでは良くも悪くも目立つ存在だが、女子にはモテない。「木乃美くんは黙っていればそこそこイケてるのに、口をあけるとどうしてあんなに残念なの?」というのが女生徒たちの総意らしい。
口が悪くて根性も無い、とクラス中から酷評されるが、さっぱりした性格で敵は少なく、さっぱりしすぎなのもどうか、と皆の頭を悩ませる。
将来は金持ちになるという野望を持ってはいるが、具体的なビジョンはない。
家族からもトラブルメーカー認定らしく、親に預金通帳を握られ、妹にも部屋をチェックされている等、あまり派手に馬鹿な真似はできなくされている。
奈須きのこ氏曰く「後の蒔寺楓ポジ」「青子と有珠の魔術戦の目撃者がコイツだったら、惨劇に終わっていたでしょう」との事。
ちびちゅき!でも女性に縁はないようで、メイド喫茶でお金を毟り取られている。
関連タグ
『Fate/Grand Order』では、コラボイベント隈乃温泉殺人事件にて、元芸能人な隈乃温泉旅館の主人・隈乃院ヨシスケ(28)として登場。
芸名の「隈乃院」は、馴染みだった「まっどべあ」が由来らしい。
上記の名義でお笑い芸人になり、そこそこ有名になっていたが、姓が同じという縁で隈乃旅館の主人に気に入られ、実家に黙って養子となり改姓して業界を引退。従業員として働いた後に旅館を継いだことが明かされた。
同僚の花心の提言で、彼女制作のボディを使って壮年の男性に変装していた為、経歴書が見つかるまで青子ら『まほよ』メンバーも正体に全く気付けなかった。
曰く、懐かしの青子達が巻き込まれて言い出せなかったとの事。
芸能界で取った杵柄か怪談話が上手い。
また半ば心霊スポットと化した温泉旅館のオーナーになった事からか、明らかな怪奇現象にも耐性が出来ている。
※この先、終盤に関するネタバレを含みます!
上記の通り芸能人人生を送っていた彼は、ある日偶然"水嶋まさご"というパッとしないアイドルに関心を持つ。
そして彼女のひたむきで健気な人となりを知り「この娘に成功してほしい」と善意を抱くも、程なくして、生来身体が弱く闘病生活を送っていた彼女の訃報を知る。
その虚無感から芸能界を引退し、隈乃旅館でセカンドライフを送っていた中(ついでに彼女のポスターを旅館内に貼った)、不思議なキャンディマシンが目の前に現れ「この世で一つだけの願いを叶える」と言われた。
昔から山に言い伝えられている牛神かと思った彼は、『一度でいいから、水嶋まさごの歌が、世界で一番になってほしい』と軽い気持ちで口にする。
だが願いは受理された。受理されてしまった。
「何だそれ、世界で唯一の願い?今のが!?」
「ただのひとりも?ただのひとりも、あの娘の歌を覚えていないのか?」
「あんなに頑張ってた、あんなに寂しかった、あんなに立派だったあの娘の歌を」
「ただのひとりも、一番になってほしいと思わなかったのか!?」
彼は怒った。彼女の努力が、自分以外の誰にも顧みられなかったという現実に。両親や親族も芸能人としての成功ではなく、長生きや健康を願っていたのだろう。
そして彼の願いは、『滑稽で』『面白い』という侮辱以外の何物でもない理由で、最悪の形で願い星に利用された。
しかし、後の世に木乃美の捜索に端を発する形で、あの娘に感化された人物が現れた。これによって『唯一の願い』は否定され、旧友達の尽力で願い星は砕け散った。