概要
故郷は無念の滅亡を遂げ、虚無の運命に深く入り、永い年月で元の記憶も人格もほとんど掠れ無くなった彼女にとって、なおも「赤」の色彩として焼き付いている最初の記憶である。
元々同社作の雷電芽衣及び雷電影&雷電眞のスターシステムキャラである為、伏せられていた本名も「雷電」姓だろうとの予想は多かったが、下の名もまんま「芽衣」であった。
間に入る「忘川守」は、故郷や役職に由来する一種のミドルネームらしく、中国の神話には忘川河と呼ばれし日本の三途の川に該当する、黄泉の道に流れる川が存在している。
このことから、「忘川守」は「黄泉路の守り人」を意味し、同時に彼女の「虚無」に堕ちた者を正しき道へと導く生き方を表した名と思われる。