概要
現アクシウム艦長、勤続30年目(艦長室にあるホログラム式記念写真によれば、2775年から就任している)。
他の乗客に漏れずホバーチェアに頼った生活をしているため極度の肥満体質。日々の仕事は、AUTOが報告するアクシオムに異常の無い事の確認と、1日1回の朝の艦内放送だけである。
艦長と言っても宇宙船はほぼオートメーション化されている為やることと言ったら「アクシウムに問題が起きていない」という報告をAUTOから受けることと、朝に一回放送を行うことのみ。
勤務態度はお世辞にも良好とは言い難い(が、乗客もそのことを気にしていない様子である)。
終盤におけるネタバレ
EVEが持ち帰った植物をきっかけに地球に興味を持ち、「仕事」や「何かを成し遂げること」に価値を見出だしてゆき、「故郷(地球)が問題を抱えている」として地球帰還を決意。最終的にはホバーチェアに頼らず自らの足で立ち、AUTOと戦って勝利を収めた。
余談だが、操作マニュアルの本を「マヌエル」と呼ぶなど少々抜けているが、後半ではAUTOによって艦長室に軟禁されながらも、回線を繋ぎ換えて艦内に放送を流したりメインカメラの性能上の弱点を突くなど、知性と行動力を発揮した。
「生き残りたいんじゃない、生きたいんだ!」は本作屈指の名言である。