概要
『宇宙鉄人キョーダイン』第40~44話に登場した騎士ロボット。キョーダインを倒せない事に業を煮やした闇将軍ガブリンがデス五人衆を強制的に(文字通り自分の手で)解体して、取り出した金属細胞とエネルギーを合成して生み出した。黒鉄のような体を持ち、五人衆の名残なのか胸に5つの目があり、肩のパーツも5つある。裏地が赤い黒マントを着ている(デス五人衆の腰丈のものでなく、踵まで届く丈のもの)。
武器は古代ムー帝国に伝わる「月光の剣」。最終決戦時にはダダダイヤ製の勇者の剣を使用した。また白馬に乗って移動する(誕生時にも騎乗していたので、この馬も機械生命体かもしれない)。
リメイク版
身長:235㎝
体重:221㎏
スーツアクター:渡辺淳
『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』に登場。アリシア連邦のブリンク博士が製作した機械生命体・宇宙鉄人の一体。その名の通り、黒い体をしているが、原典では赤かった目が青くなり、マントも装着していない。途中から喋らなくなった原典と違い、こちらは最初から喋らない。
レイピア状の片手剣ブラッケスト・リーパーを武器とし、胸には機銃を5つ装備している。防御力も高く、フォーゼのガトリングモジュールにも耐えた。また各部に設けられたバーニアで飛行も可能。
実はキョーダインのプロトタイプであり、博士に反抗した彼らと違って博士に従順であり、博士の遺児であるインガ・ブリンクを護衛していた。最後はインガを庇ってキョーダインの攻撃を受けて爆散した。
初期デザインではマッシブな体型だったが、後にスリムな体型に変更になった。また各パーツの意匠は“5”にこだわったものとなっている(尤も原典もそうだったが)。
関連タグ
ガッタイダー:同じく複数の幹部が合体した怪人。ただし、こちらは回路が無事ならいつでも合体・分離が出来る。
ツノザメ怪人:兄弟怪人を合体させて生み出したという設定の怪人(こちらは大怪我を負ったからという理由)。
ファンタスティックマルガム:5体の人外を強制融合させて誕生した怪人。こちらは合体前の面影が残っている。