概要
『宇宙鉄人キョーダイン』第26話から登場したダダ星地球侵略ロボット軍の最高権力者ガブリンの直属の部下である精鋭ロボット部隊。ガブリンの各指の主を務めており、彼の分身とも言える。彼らの登場以降、ダダロイド士官が再生タイプを除き登場しなくなり、士官との上下関係は不明だが、デスギャットによると参謀の位にあるらしい。
それぞれ異なる能力の持ち主で、当初は各自の能力を駆使した作戦を個々で展開したが、キョーダインに阻止されて全員が倒されてしまう。しかし、第32話で復活し、ガブリンクイーンの指揮の下でチームプレイを発揮してキョーダインに挑んだ(反面、復活前に披露していた能力は生かされなくなり、個性が弱まってしまった)。
コスチュームに関してはライダースーツのような黒い戦闘服と白いマフラー、腰丈のマントと基盤のようなプレートのあるベルトが全員で共通している。またデスガッターを除き、登場当初は頭部を透明フードで覆っていたが、第30話から装着しなくなり、復活後は全く装着しなくなった(そのため頭部の形状に若干の変化が見られた)。
第40話でキョーダインを倒せない事に業を煮やしたガブリンによって強制的に解体され、その金属細胞とエネルギーを合成されて、ブラックナイトとして生まれ変わった。
構成員
親指:デスガッター
鉱物性ロボット。第31話で殉職。
ちなみに第31話では橋爪功氏が演じた。
人差し指:デスギラン
植物性ロボット。植物なのに胞子菌を操る。第27話で殉職。
中指:デスギャット
動物性ロボット。最初にキョーダインと対決した。第30話で殉職。
薬指:デスバイキン
細菌性ロボット。女性声優が声を担当しており、どうやら女性の模様。第29話で殉職。
小指:デスフラッシュ
機械性ロボット。作戦のためとはいえ女性に化けた事もある。第28話で殉職。
復活後の活躍
第32話でガブリンの各指から復活し、ガブリンクイーンの指揮下でキョーダインへのリベンジを開始した。
第32話では「ファイトフォーメーション」、「メインフォーメーション」、「フィニッシュフォーメーション」といった連係プレーを見せた他、「アイアン・プロテクター」という鉄板に変化してバリケードを形成した(スカイマシーンは遮れたが、グランカーには突破されてしまった)。
変身能力を披露する事もあり、第33話では地球防衛軍兵士、第34・35話ではピエロ、第38話では鬼に化けた。
武器や能力に関しても、第33話では円陣を組んで火の輪を飛ばす「五輪アタック」、第36話では口から放つ冷凍ガス、第38話では剣と盾、第39話では高圧電流を出す鎖分銅を使用した。
ちなみに第37話では再生ダダロイドが登場したが、彼らと共闘する事はなかった。
しかし、それでもキョーダインを倒す事は出来ず、第40話でガブリンによって命乞いむなしく解体されてしまい、ブラックナイトに合成されるのだった。
関連タグ
石ノ森作品における関連集団
ゴレンジャー:同時期に放送されていた作品に登場した五人組の集団。
ハカイダー四人衆:ある意味デス五人衆の先駆けとも言える集団。
地獄谷五人衆:首領の愛弟子である怪人集団。
NEVER:実働部隊である五人組とまとめ役の女性から成る集団。
その他の作品における関連集団
指レンジャー:同じく親玉の腹心である五人組で、指繋がり。
下弦の鬼:第40話における解体シーンは彼らの最期を彷彿とさせた(尤もこちらは1名だけ生存したが)。
邪電戦隊ネジレンジャー:同じく親玉の分身である五人組(ただし戦い続けると親玉に負担をかけるという嬉しくないおまけつき)。1度は全員倒されたが、復活したという共通点もある。