概要
『宇宙鉄人キョーダイン』第26話から登場したデス五人衆の一員。オレンジ色の花弁と中央の一つ目が特徴の頭部をした植物性ロボット。キノコのような透明フードを被っていて、傘の部分には葉っぱが詰まっている。ガブリンの人差し指の主でもある。
武器は杖で、この杖からは宇宙胞子菌を放出する。この胞子菌は寄生した人間の血液を吸収して成長し、さらには機械にも寄生して動作不良に至らせてしまう。成長するとキノコになり、大きくなると銃弾や火炎も通用しなくなり、ついには人間の肉体どころか原子力エネルギーまで吸収してしまう。
弱点は一つ目。
劇中の活躍
第26話「怪奇!!猫にされた子供たち」
デスギャットを追い掛けたスカイゼルの前に他のメンバーと共に現れ、スカイゼルを包囲する。
今回は顔見せ程度の登場だった。
第27話「恐るべし!!デス五人衆の猛襲」
グランゼルが加勢して、2人になったキョーダインを取り囲むが、デスギャットが彼らの打倒を宣言したため、一旦姿を消す。だが、キョーダインによってデスギャットが負傷したため、催眠術が解けた葉山健治を含む4人の子供達とキョーダインに宇宙胞子菌を浴びせて退散する。これにより健治達は重体に陥り、キョーダインもリモコン装置が作動不能になってしまった。
これに対処可能だった宇宙細菌学のロベール博士はデスガッターに暗殺されたものの、同行していたイヴォンヌ中尉が「宇宙胞子菌のエキスを注射すればいい」という話を聞いており、キョーダインは血清の作成を計画する。だが、デスギランは一向に姿を見せず、そればかりか地球防衛軍の原子炉に巨大キノコが出現してしまう。健治達の生命があと30分程度になり、キョーダインは巨大キノコに挑むが、苦戦を強いられてしまう。だが、イヴォンヌの提案でブラスターXガン(久々に登場)が使用され、これにはたまらずキノコも衰弱し、さらにその奥からデスギランが出現する。原子炉を脱出し、デスフラッシュの援護もあり、一度はキョーダインを撒くものの、キョーダインのボディが修復し、元の姿に戻った彼らに挑む羽目になる。ブラスターXガンに対して抗体を有していたが、スカイジェットとグランミサイルに変形したキョーダインの空中攻撃で弱点の一つ目を攻撃され、その身体は粉末と化してしまうのだった(この粉末はキョーダインに回収され、これで健治達は救われた)。
デス五人衆では最初の殉職者となった。
余談
劇中に登場した胞子菌およびキノコはシメジにしか見えなかったりする。
第27話で健治達を診察した医師は黒部進氏が演じた。
関連タグ
宇宙鉄人キョーダイン ダダ星地球侵略ロボット軍 デス五人衆 植物 人差し指
ドクダリアン:同じく一つ目の植物怪人。