「さあ、お前はショッカーの奴隷だ!」
人間態:中曽根公子
スーツアクター:岡田勝
概要
第32話「人喰い花 ドクダリアン」、劇場版『仮面ライダー対ショッカー』に登場。
ショッカー幹部であるゾル大佐の配下の毒花型の怪人。身長205㎝、体重71㎏。
花屋に化けて、催眠音波を放出する造花を買わせて眠らせて毒ガスを作る計画の為に女をさらっていた。(若い女性にも化けられるが200歳の老婆の姿をとるのが多かった)
人喰い花という異名の通り、口から溶解液を出しながら相手を吸い取るという方法で捕食する。
基地に潜入してきた一文字隼人を捕らえ、火あぶりで処刑しようとしたが滝和也と立花藤兵衛の二人の妨害で処刑は失敗し、その戦闘の最中で自分が火あぶりになって焼死。
劇場版『仮面ライダー対ショッカー』では地獄谷での伏兵として登場し名乗りを上げたが、男の声になっていた。「ドクダリアーン」
その後、サラセニアン、キノコモルグと共にライダーを襲撃するがライダーダブルキックを受けサラセニアンと共に倒される。
『仮面ライダーV3』では第27話、第28話でシオマネキング、イモリゲス、ウニドグマと共に再生怪人として登場。
ある湖付近の洞窟で機能が回復するまで棺桶に収められていたが、少年仮面ライダー隊に目撃され見張っていた父親を新兵器ギラードガンマーガスの実験台とした。
その後はV3を他の怪人と追い詰めるが、ウニドグマとともに投げ飛ばされて空中で衝突して再び地獄に送り返された。
余談
スノーマン登場回で、ミカを浚うシーンでの出番も予定されてスーツも持ち込んだものの、叶わなかった。
仮面ライダー数え歌の1つ目で名前が登場している。
柳田理科雄氏からは「回りくどい上に女性が手先が器用ってのはステレオタイプすぎな発想」「一貫性のねーやつ」と突っ込まれている。
『仮面ライダー』第32話でのドクダリアンは人間態が女性、怪人態の声も(蜂女と同じく)沼波輝枝があてている事から紛れもなく女怪人なのだが、再生後のドクダリアンは沢りつおが声をあてている。
ドクダリアンを再生するため新たに男性の素体を用立てたのか、声帯が交換されたのかは不明。
V3登場時にはアトラクション用のスーツを使用している。