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キノコモルグ
9
特撮番組『仮面ライダー』に登場する改造人間。

「そんな事は容易い事さ、俺に任してくれ!俺は人間を痛めつけるのが大好きなのだ!!」

「気がついたか、これからお前の体を真っ二つに切ってやる。それもゆっくりとな……!」

「こわいこわいお化け大会だよ~」

CV:八代駿/人間体(無期懲役囚13号):富士乃幸夫/スーツアクター:瀬島達佳

第24話「猛毒怪人 キノコモルグの出撃!」第25話「キノコモルグを倒せ!」に登場。

概要

青森県恐山出身の毒キノコ改造人間身長174㎝、体重65㎏。

改造人間の素体を集めるために胞子で人間を仮死状態にし、それを基地へ運ぶという使命を任されている。

誘拐した東京刑務所の「無期懲役囚13号」を素体としており、通常の改造手術ではなく毒キノコエキスの培養槽に1週間漬け込まれ誕生したという非常にエグく悍ましいプロセスを持っている。

武器は口から吐く白い胞子。人間を仮死状態にさせる他、改造人間一文字隼人にも通用し変身解除に追い込むほど威力が高い。

また、素体が殺人者という点もあってか、残忍な性格を持つドS野郎で、ソードナイフといった武器の扱いに長けている。脳改造を受けていないようで、首領に対しては敬礼をするものの、ため口で会話している。

なお、名前の「モルグ」とはフランス語死体置場(morgue)を意味する。

弱点はキノコの怪人のために弱い。

活躍(第24話)

刑務所の中で6年もの服役生活をしてきた13号は、突如現れたショッカーアジトへ連れて行かれ、首領と会話してショッカーの一員になると決意し自ら毒キノコのエキスに浸かってキノコモルグへと変貌する。

テニスボールを探すヒロシとキミ子を捕えトラックに収納し、事件を目撃したマリ達を特殊な光線バーリア(原文ママ)で欺くことに成功する。

それから着々と素体を集めていき、ノリノリで自らチンドン屋を装い「納涼お化け大会」というイベントを起こして石倉五郎含む子供達を攫って行った(何故ショッカーの事を知っている五郎がこの罠に嵌められたのかは後述の余談で説明する)。

しかし一部始終を見ていた一文字はユリ達と共にトラックを追跡、戦闘員を蹴散らして子供達を奪還されてしまう。

首領はキノコモルグに「子供達を奪還してこい」と命令を下し、仮死状態になった五郎たちがいる研究所へ襲撃をかける。最初は一文字を苦しめるものの、後から来た滝和也によって不利になってしまい撤退。

その頃ショッカーはキミ子とヒロシに新しい毒キノコのエキスを植え付け、人質として使い一文字を廃屋へとおびき寄せる。一文字はライダーに変身、戦闘員とキノコモルグに立ち向かっていく。実はこの人質には他人に伝染する毒キノコのエキスが植え付けられており、わざと引き渡したのは東京都の住民を根絶やしにするためであった。

そうとは知らない立花藤兵衛達はキミ子とヒロシを奪還、ライダーはキノコモルグを追い詰めていくが胞子を浴びてしまい弱体化、変身解除してしまい捕えられた。

活躍(第25話)

吉見百穴の地下アジトにて一文字を回転ノコギリで処刑しようとするが、キノコモルグは「このまま殺すのは面白くない」と言い、解毒剤で一文字を回復させ生きたまま回転ノコギリでじわじわと死の苦しみを味あわせる手に打って出た。だが戦闘員に変装していた滝の手によって失敗し脱出を許され、解毒剤を奪われてしまった。

その頃東京はキミ子達に植え付けられた毒キノコのエキスによって伝染され、人々が路上に苦しみ倒れていった。その頃、一文字の友人・小池は滝が入手した解毒剤の分析が終わり(解毒剤の正体はある植物葉緑素だった)複製させる作業を進めていた。そして複製に成功し、五郎やミチ達が元に戻った。

キノコモルグは立花レーシングクラブを襲い、藤兵衛を仮死状態にして基地へ運んだ。ユリ達ライダーガールズはアジトがある吉見百穴に向かった。戦闘員が応戦する中、滝も参戦。次々と戦闘員を蹴散らしていくが現れたキノコモルグによって全員捕まってしまった。

一文字がアジトに駆け付けライダーに変身、マリが落としていったレイピアを持ってキノコモルグに立ち向かっていく。最期はライダーが投げつけた解毒剤を顔に受け苦しんでいるところをライダーキックを受け転落、アジトと共に大爆発した。

余談

  • 実はキノコモルグが登場する回の撮影自体はかなり早く、一文字隼人が初登場したサボテグロンの回の次に製作されていた。既にショッカーの事を知っているはずの五郎が、ショッカーの事を知らない様子でキノコモルグの罠に嵌っていたのはそのためである。
  • キノコモルグの素体となった「無期懲役囚13号」に科せられた刑罰は作中でも第24話では「無期懲役」と説明されていたが、第25話のナレーションではなぜか「死刑」となっていた。
  • 劇場版で登場したキノコモルグは、頭部がTV版と異なっている。
  • 25話でのアクションでは、二号のスーツアクターは佐々木剛本人が担当しているシーンがある(佐々木氏の利き手が右手なので前後のシーンを見ればわかる)。
  • 素体の囚人役の富士乃氏はユニコルノスの素体となった凶悪犯や、ウツボガメスの素体となったギャング役でも出演していた(ちなみにユニコルノスの声も八代氏)。
  • 小池役を演じたのは仮面ライダーアマゾンゼロ大帝を演じることになる中田博久氏。シリーズでは他にキクロプスの人間体や筑波洋の空手の師匠:三好良一、令和になって仮面ライダーゼロワンで、資産家の大城銀之丞役で出演している。
  • 仮面ライダーSDあおきけい氏の作品「マイティライダーズ」では体の笑わせキノコから笑わさずにいられなくさせる胞子を撒き、グラン笑ッカー少年隊を編成する。地獄大使は富士山をくすぐらせて噴火させようと企む。
  • 劇中、トラックから降りるシーンで山際スレスレで戦闘員が停めた為に助手席から辛そうに降車するシーンがあり、『アメトーーク!』の仮面ライダー大好き芸人の回でもネタにされていた。

関連タグ

仮面ライダー ショッカー ショッカー怪人

囚人仲間

イノカブトン トゲアリ獣人 奇械人メカゴリラ

浅倉威仮面ライダー王蛇) キノコモルグと同じく凶悪犯が脱獄させられ、猛毒を持つ生物の力を与えられたという経歴を持つ仮面ライダー

ソード・ロイミュード 万丈龍我(冤罪)

マンモス・デッドマン サブマリンマルガム ジャングルマルガム

ロンダーズファミリー

フランケルゲ ハエドブラー

キノコの怪人達

どういうわけかキノコの怪人は極悪人として描かれることが多いようだ。

ナメクジキノコ キノコ獣人 キノコジン キノコ怪人

メ・ギノガ・デ ギノガ変異体 トードスツールオルフェノク

トードストール・ドーパント 初級インベス

ビショップジャマト ポイゾナマッシュルームマルガム グラニュート・オタケ

「そんな事は容易い事さ、俺に任してくれ!俺は人間を痛めつけるのが大好きなのだ!!」

「気がついたか、これからお前の体を真っ二つに切ってやる。それもゆっくりとな……!」

「こわいこわいお化け大会だよ~」

CV:八代駿/人間体(無期懲役囚13号):富士乃幸夫/スーツアクター:瀬島達佳

第24話「猛毒怪人 キノコモルグの出撃!」第25話「キノコモルグを倒せ!」に登場。

概要

青森県恐山出身の毒キノコ改造人間身長174㎝、体重65㎏。

改造人間の素体を集めるために胞子で人間を仮死状態にし、それを基地へ運ぶという使命を任されている。

誘拐した東京刑務所の「無期懲役囚13号」を素体としており、通常の改造手術ではなく毒キノコエキスの培養槽に1週間漬け込まれ誕生したという非常にエグく悍ましいプロセスを持っている。

武器は口から吐く白い胞子。人間を仮死状態にさせる他、改造人間一文字隼人にも通用し変身解除に追い込むほど威力が高い。

また、素体が殺人者という点もあってか、残忍な性格を持つドS野郎で、ソードナイフといった武器の扱いに長けている。脳改造を受けていないようで、首領に対しては敬礼をするものの、ため口で会話している。

なお、名前の「モルグ」とはフランス語死体置場(morgue)を意味する。

弱点はキノコの怪人のために弱い。

活躍(第24話)

刑務所の中で6年もの服役生活をしてきた13号は、突如現れたショッカーアジトへ連れて行かれ、首領と会話してショッカーの一員になると決意し自ら毒キノコのエキスに浸かってキノコモルグへと変貌する。

テニスボールを探すヒロシとキミ子を捕えトラックに収納し、事件を目撃したマリ達を特殊な光線バーリア(原文ママ)で欺くことに成功する。

それから着々と素体を集めていき、ノリノリで自らチンドン屋を装い「納涼お化け大会」というイベントを起こして石倉五郎含む子供達を攫って行った(何故ショッカーの事を知っている五郎がこの罠に嵌められたのかは後述の余談で説明する)。

しかし一部始終を見ていた一文字はユリ達と共にトラックを追跡、戦闘員を蹴散らして子供達を奪還されてしまう。

首領はキノコモルグに「子供達を奪還してこい」と命令を下し、仮死状態になった五郎たちがいる研究所へ襲撃をかける。最初は一文字を苦しめるものの、後から来た滝和也によって不利になってしまい撤退。

その頃ショッカーはキミ子とヒロシに新しい毒キノコのエキスを植え付け、人質として使い一文字を廃屋へとおびき寄せる。一文字はライダーに変身、戦闘員とキノコモルグに立ち向かっていく。実はこの人質には他人に伝染する毒キノコのエキスが植え付けられており、わざと引き渡したのは東京都の住民を根絶やしにするためであった。

そうとは知らない立花藤兵衛達はキミ子とヒロシを奪還、ライダーはキノコモルグを追い詰めていくが胞子を浴びてしまい弱体化、変身解除してしまい捕えられた。

活躍(第25話)

吉見百穴の地下アジトにて一文字を回転ノコギリで処刑しようとするが、キノコモルグは「このまま殺すのは面白くない」と言い、解毒剤で一文字を回復させ生きたまま回転ノコギリでじわじわと死の苦しみを味あわせる手に打って出た。だが戦闘員に変装していた滝の手によって失敗し脱出を許され、解毒剤を奪われてしまった。

その頃東京はキミ子達に植え付けられた毒キノコのエキスによって伝染され、人々が路上に苦しみ倒れていった。その頃、一文字の友人・小池は滝が入手した解毒剤の分析が終わり(解毒剤の正体はある植物葉緑素だった)複製させる作業を進めていた。そして複製に成功し、五郎やミチ達が元に戻った。

キノコモルグは立花レーシングクラブを襲い、藤兵衛を仮死状態にして基地へ運んだ。ユリ達ライダーガールズはアジトがある吉見百穴に向かった。戦闘員が応戦する中、滝も参戦。次々と戦闘員を蹴散らしていくが現れたキノコモルグによって全員捕まってしまった。

一文字がアジトに駆け付けライダーに変身、マリが落としていったレイピアを持ってキノコモルグに立ち向かっていく。最期はライダーが投げつけた解毒剤を顔に受け苦しんでいるところをライダーキックを受け転落、アジトと共に大爆発した。

余談

  • 実はキノコモルグが登場する回の撮影自体はかなり早く、一文字隼人が初登場したサボテグロンの回の次に製作されていた。既にショッカーの事を知っているはずの五郎が、ショッカーの事を知らない様子でキノコモルグの罠に嵌っていたのはそのためである。
  • キノコモルグの素体となった「無期懲役囚13号」に科せられた刑罰は作中でも第24話では「無期懲役」と説明されていたが、第25話のナレーションではなぜか「死刑」となっていた。
  • 劇場版で登場したキノコモルグは、頭部がTV版と異なっている。
  • 25話でのアクションでは、二号のスーツアクターは佐々木剛本人が担当しているシーンがある(佐々木氏の利き手が右手なので前後のシーンを見ればわかる)。
  • 素体の囚人役の富士乃氏はユニコルノスの素体となった凶悪犯や、ウツボガメスの素体となったギャング役でも出演していた(ちなみにユニコルノスの声も八代氏)。
  • 小池役を演じたのは仮面ライダーアマゾンゼロ大帝を演じることになる中田博久氏。シリーズでは他にキクロプスの人間体や筑波洋の空手の師匠:三好良一、令和になって仮面ライダーゼロワンで、資産家の大城銀之丞役で出演している。
  • 仮面ライダーSDあおきけい氏の作品「マイティライダーズ」では体の笑わせキノコから笑わさずにいられなくさせる胞子を撒き、グラン笑ッカー少年隊を編成する。地獄大使は富士山をくすぐらせて噴火させようと企む。
  • 劇中、トラックから降りるシーンで山際スレスレで戦闘員が停めた為に助手席から辛そうに降車するシーンがあり、『アメトーーク!』の仮面ライダー大好き芸人の回でもネタにされていた。

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