キノコジン
きのこじん
入ったものは二度と出られないという悪魔峠に生息する300年生きたキノコから作られた対スカイライダー用の改造人間。素体にされた人間は『健康体の人々を恨む男』との事。ゼネラルモンスター曰くネオショッカー最強の怪人…設定上は。
武器は口から吐く胞子の霧で、これを浴びた者はキノコに侵される(冒頭の被験者のみ)か、幻覚状態に陥る。他に連続キノコ返しというボディプレス技も使用する。
筑波洋と交友関係にある入院中の少女久美子の担当看護婦:雪絵の姿をコピー、胞子で洋に幻覚を見せて殺そうとし、久美子の眼も傷つけた。しかし志度会長が駆け付けたことで洋は怪我をしただけに留まり、撤退。
目が見えなくなった久美子に雪絵の姿で近づき、洋に毒薬を飲ませるように仕向けるも、久美子から本物の雪絵と違って手が冷たいことを聞かされた洋に正体を見破られ、胞子を吹き付け海で入水自殺するように仕向ける。まんまとかかった洋だったが…波で胞子が洗われたことでスカイライダーに変身、激闘の果てに両足スカイキックを受けて消滅した。
雪絵の姿をコピーしたキノコジンだったが、どういうわけか本物を殺すか捕えたりは一切しなかった(本物に冤罪を着せることはできたが)。自信家だが、志度会長が来ただけで引き揚げたり、洋の暗殺方法が久美子に薬を飲ませるよう指示することだったりと全体的に詰めが甘い。
一方で配下のアリコマンドは2度にわたって変身中の洋の邪魔をしたりと中々抜かりが無かった。
27・28話では黄色いマフラーを付けた怪人二世部隊として登場しており、アマゾンライダーの大切断で首を刎ね飛ばされている(アマゾンがかつてキノコの怪人と戦ったことがあったためか)。この時アマゾンは手を縦に振り下ろしているが、キノコジン二世に当たった時は何故か横薙ぎになっている。