概要
大魔人ドルゲの手足となって働く怪物で、「○○(ゲ)ルゲ」とネーミングされる。
「悪のエージェント」と称される。
原作漫画『バロム・1』でドルゲが悪人に力を与えて変身させたドルゲマンを映像化にあたって仮面ライダーのショッカー怪人風にアレンジしたもので、このため初期の頃はドルゲマンと呼ばれていたりする。
原作とは別に原作者さいとう・たかを自身が担当したコミカライズ版ではオリジナルのドルゲ魔人、ツノトカゲルゲとマンタゲルゲが登場する。
動植物魔人
ドルゲが悪人や闇を好む生物に自身のドルゲ細胞(一種の癌細胞と説明され、概念としてはこれとかに近い)を移植、あるいは他の生物から抽出した細胞をドルゲ細胞化して人間に移植して作り出す。オコゼルゲやミイラルゲは素体が悪人ではないがドルゲ細胞に適性があったのか魔人化させられた。
オコゼやフナムシ、ゲジゲジなど、多くが深海もしくは地中に生息する生物がモチーフ。
元が極悪人だとバロム・1にそのまま倒されるが、程度の低い悪人はバロム・1に倒された後に真人間として戻る場合もあり、善人は大体戻れる。
名前 | モチーフ | 登場話 | CV/人間態 |
---|---|---|---|
オコゼルゲ | オコゼ | 第1話 | 丸山詠二/徳大寺伸 |
フランケルゲ | フナムシ+フランケンシュタインの怪物 | 第2話 | 大宮悌二/佐藤京一 |
イカゲルゲ | イカ | 第3話 | 渡部猛/島津元、竹村清女 |
ケラゲルゲ | ケラ | 第4話 | 和久井節緒 |
ミイラルゲ | ミイラ | 第5話 | 増岡弘/山本健 |
エビビルゲ | エビ | 第6話 | 丸山詠二/中屋敷鉄也 |
アンゴルゲ | アンコウ | 第7話 | 辻村真人 |
ナマコルゲ | ナマコ | 第8話 | 神山卓三 |
クモゲルゲ | クモ | 第9話 | 上田敏也/杉浦真三雄 |
モグラルゲ | モグラ | 第10話 | 岡部政明 |
ゲジゲルゲ | ゲジゲジ | 第11話 | 緑川稔/野々浩介 |
キノコルゲ | キノコ | 第12話 | 岩城和男 |
タコゲルゲ | タコ | 第13話 | 島田彰/早瀬恒志 |
アリゲルゲ | アリ | 第14話 | 保科三良 |
ミノゲルゲ | ミノムシ | 第15話 | 神山卓三/飯塚実 |
ランゲルゲ | ラン | 第16話 | 坂井すみ江/後藤ルミ |
ウミウシゲ | ウミウシ | 第17話 | 島田彰 |
アンモナイルゲ | アンモナイト | 第18話 | 大宮悌二 |
ヤゴゲルゲ | ヤゴ | 第19話 | 今西正男 |
サソリルゲ | サソリ | 第20話 | 勝田久/天本英世 |
人体魔人
ドルゲがドルゲ細胞そのものから作りだした魔人。人体や他生物の体の一部がモチーフとなっているが、ハサミルゲやハネゲルゲなど一部は元々動植物魔人として予定されていた。
あまりにキモすぎて全国から苦情が殺到したという伝説の怪人達である。
未登場だがドクゲルゲ、ニクゲルゲ、ツノゲルゲ、ミミゲルゲという魔人も予定されていたらしい。
名前 | モチーフ | 登場話 | CV/人間態 |
---|---|---|---|
クチビルゲ | 唇 | 第21話 | 大宮悌二/吉田義夫 |
ヒャクメルゲ | 眼 | 第22話 | 京田尚子/藤井まゆみ |
ノウゲルゲ | 脳 | 第23話 | 神山卓三 |
ウデゲルゲ | 腕(右手) | 第24話 | 大宮悌二/見明凡太朗 |
ホネゲルゲ | オオトカゲの骨 | 第25話 | 岩城和男 |
ハネゲルゲ | 始祖鳥の羽+トンボの眼 | 第26話 | 丸山詠二/高杉哲平 |
キバゲルゲ | 牙+鼻+唇 | 第27話 | 里見たかし |
クビゲルゲ | 首 | 第28話 | 勝田久/富川瀧男 |
ウロコルゲ | 鱗 | 第29話 | 丸山詠二 |
ハサミルゲ | 蟹のハサミ | 第30話 | 今西正男 |
カミゲルゲ | 髪の毛 | 第31話 | 大宮悌二/真咲美岐 |
トゲゲルゲ | 茨の棘 | 第32話 | 島田彰 |
マユゲルゲ | 蚕+繭+眉毛 | 第33話 | 丸山詠二/人見きよし |
ドルゲピエロ
演:潮健児
第34話に登場するドルゲの配下。最終回の再生魔人達を除くと一応最後の魔人らしい。
ドルゲの話では長い事配下として従事していた模様。
催眠術を使って子ども達を誘拐し、バロム・1を地底におびき寄せて生き埋めにする作戦を立てたが、ドルゲに見捨てられて岩の下敷きになった。