「ドルゲ博物館によく来たな、入場料はいらないよ。ほら、お前の仲間も一緒だ」
『超人バロム・1』第30話「魔人ハサミルゲが待ちぶせて切る!!」登場。
CV:今西正男
概要
ドルゲが地底の水底に棲むバケモノガニから作った魔人。蟹のハサミが肥大化して胴体にそのままついたような形状をしている。鳴き声は「ジョキーン」
頭の巨大なハサミで鋼鉄をも切り裂き、泡を吐いて人間を溶解・炎上させる。
任務はそのハサミと泡で人間の平和を乱してバロム・1を倒す事で、そのために多摩川近辺で通り魔的に人間を次々と殺害している。
ボリュームのある上半身のわりにマンホールを難なく潜り抜け、蟹モチーフだけに横歩きで行動することが多い。出没時は砂煙を出す。
魔人の剥製が置かれている「ドルゲ博物館」をアジトにしており、迷い込んだ子どもを剥製に紛れて拉致し、子どもを探しに来た引率の先生も(バロム・1は危ないから来ない様制止したが聞かなかった)人質にとって不意打ちをくらわそうとしたが、直前で思わず先生が叫んだことで不意打ちは失敗。バロム・1のキックで倒れこんだところを爆弾パンチで倒された。
余談
元々は動植物魔人「カニゲルゲ」として登場予定だった。人体魔人なのに蟹モチーフなのはそのため(動植物魔人や人体魔人という分別は作中にはなく、書籍によるもの)
配下のアントマンは右手に紫色のハサミを装着している。最終回でドルゲが再生ハサミルゲを呼び出す際に右手を同様の物に変化させて投げつけた。
ドルゲ博物館にある剥製はキノコルゲ、ヒャクメルゲ、ウデゲルゲ、ホネゲルゲの4体。いずれもアントマンの変身で再生魔人ではないが、ハサミルゲの行動に合わせて目が光る演出がある。