ノウゲルゲ

のうげるげ

特撮番組『超人バロム・1』で登場した怪人。

「ドルゲの邪悪な脳波魔人ノウゲルゲだ!　あの女の脳波を吸い取ってやったのだ!」

CV:神山卓三

概要

『超人バロム・1』第23話「魔人ノウゲルゲが脳波を吸う!!」で登場した人体魔人の1体。

腰のところに小さな頭があり、そこから上の部分は全て脳である。(脳が肥大化して頭が破裂したイメージとのこと)

鳴き声は「アロロロロ」。

配下のアントマンは柄が脳みそのようになったナイフを使用。

人間を老化させて記憶を失わせ、社会を混乱させると同時に脳波を吸収して蓄えた悪知恵でバロム・1を倒す事を目的とする。

自身の脳を乾燥させないために人間の脳波を吸い取る必要があり、平山帽子店の店長に化けて「ドルゲ帽子」を被せ、脳波を吸い取ってしまう。

脳波を吸い取られた人間はあっという間に老化し、記憶を無くした上にいずれ死亡する事になる。

後半はドルゲの指示で脳に電気ショックを与えられて強化された。

バロム・1の脳波を吸収するための特製の武器である「ドルゲリング」を用意して戦ったが、それ以外には特殊な能力は持っていない。

警察官を操ってバロム・1を襲わせたりもした。

バロム・1にドルゲリングを食らわせる事に成功するも、冒頭で兄が被害を受けたはじめ少年が持っていたハンドライトをバロム1が拾っていたことで脳波をはね返されてしまい、形勢逆転。

弱ったところを「バロム爆弾パンチ」を食らい、赤、青、黄色の体液を流した後に爆散した。

腰の顔はノウゲルゲが地団駄を踏むことで口の部分が開閉するようになっている。この顔は造形を担当したツエニー代表の村瀬継蔵氏によく似ていると言われており、村瀬氏曰く「造形士が顔作ると意識しなくても造形物が自分の顔になりやすい」とのこと。

脳の部分はそのまま脳みそにすると気持ち悪いので魚の白子のイメージで作ったが、それでも「気持ち悪い気持ち悪い」と言いながら作ったと述べている。