「鬼刑事が悪刑事になるのだ」
『超人バロム・1』2話「呪いの怪人フランケルゲ」
CV:大宮悌二 演:佐藤京一
概要
木戸猛の父・木戸刑事に逮捕された凶悪殺人犯・黒里がドルゲに勧誘されてフナムシの力を与えられた姿。フランケンシュタインの怪物の意匠も含まれている。
別名:極悪魔人
左手のサンゴから電気を吸収して放電することができる。人間の時から恨みがある木戸刑事の拳銃を奪い、自分の罪を擦り付けようとする。
一度は猛と白鳥健太郎に邪魔されるも、木戸刑事が愛用の拳銃を奪われた精神的ショックから意識不明になったために猛が暴走、諫めようとした健太郎と喧嘩になったためにバロム・1になれなくなったことを機にアントマンとともに追い詰める。しかし追い詰められたことでお互いの軽率さを反省した2人がバロム・1に合体変身できるようになったため、アントマンが闘ってる隙に逃走するも、マッハロッドで追いつかれてしまう。その後、電気攻撃を繰り出すも効果がなく、最後はバロム空中落としによって倒された。極悪人だったため、前回のオコゼルゲの様に人間の姿に戻る事無くそのまま爆死した。
余談
フナムシの魔人という設定だが、造形スタッフによるとサンゴやフジツボも含めた「磯の生物の合成怪物」というイメージで作られている。体のフジツボは本物から型が取られている。
左の眉間には木戸刑事に逮捕されたときについたと思われる傷が魔人になってもそのまま残されている。