「今度こそ仮面ライダーを片づけてやる!!」
「そうだ、お前の長い旅は終わるのだ!!」
CV:辻村真人(第45話においてもナメクジの怪人の声を演じている)
スーツアクター:滑川広志
概要
『仮面ライダー』第94話「ゲルショッカー首領の正体‼」に登場。
小さな隙間さえあればどんな所にも侵入できる軟体の体と、人間に憑依する能力が特徴。鳴き声は「ギェギェギェギェヒャ」。
キノコモチーフの怪人には珍しく毒属性が全く無い。
完全に潜入工作・暗殺に特化した怪人であり、直接的な戦闘能力は明らかに低い。
劇中ではエイドクガーの発した誘導電波を頼りにアンチショッカー同盟本部への侵入を果たすと、同盟のリーダーである小暮精一郎を殺害(この際、どういうわけか小暮が心の中で呟いた「やっと私の長い旅が終わろうとしている」というモノローグに答えている)。同時に彼の身体に憑依し、石神千恵以外の隊員も殺害したのち、死体にゲルショッカー戦闘員を憑依させることで密かに同盟を壊滅させる。
その後、小暮の姿を利用してダブルライダーと立花藤兵衛、滝和也、千恵を騙し、ゲルショッカー首領が潜むという基地へ侵入させる(実際は基地自体が罠であり、首領もそこにはいなかった)。潜んでいた6人のショッカーライダーがダブルライダーと戦い始めると正体を現し、立花等を抹殺しようと試みるが、勝利したダブルライダーがその場に駆けつけてしまう。
最後はほとんど何もできないままにボコられグロッキー状態に陥ったところにライダーダブルキックを受けて爆死した。
派生作品
仮面ライダーSPIRITS
バダンが復活させた再生ゲルショッカーの怪人として登場。五条大橋でエイドクガーと共に2号と滝に襲い掛かるが、2号に撃破される。
その後、ヒルカメレオンの能力で再び再生され、他のゲルショッカー怪人と共に2号と滝に襲い掛かった。
余談
ライダーダブルキックを食らった唯一のゲルショッカー怪人である。