概要
『宇宙鉄人キョーダイン』第26話から登場したデス五人衆の一員。鈍色の頭部に一つ目を有し、表面には血管(もしくは導線)のような赤い筋が入っている機械性ロボット。丸い透明フードを被っている。ガブリンの小指の主でもある。
目から浴びた物体を消滅させる怪光線を放つ。武器は銀色の鞭。また偽クインビルのオーナーでもあり、ビルの操縦室にあるコードを頭部(正確にはフード)の表面に接続する事で、脳波をビルに送り、仕掛けた罠を発動したり、飛行したりする事が可能。
偽クインビル
デスフラッシュが山奥に建造した高層ビル。底に口がある落とし穴や溶解泡を出す壁で人間を白骨にしてしまう。またジェット噴射で飛行も可能。
劇中の活躍
第26話「怪奇!!猫にされた子供たち」
デスギャットを追い掛けたスカイゼルの前に他のメンバーと共に現れ、スカイゼルを包囲する。
今回は顔見せ程度の登場だった。
第27話「恐るべし!!デス五人衆の猛襲」
グランゼルが加勢し、2人になったキョーダインを包囲するが、途中で包囲から離れ、怪光線で近くにあった荷物の山を消滅させるというアピールを行った。途中でデスギャットが彼らの打倒を宣言したため、一度は姿を消すが、デスギャットが負傷したため撤退する。
デスギランがキョーダインのボディに宇宙胞子菌を植え付けた事で出動不可能なのをいい事に、他のメンバーと共に地球防衛軍本部を襲撃し、自身は特殊火薬庫を怪光線で爆破した。その後、デスギランを追い掛けるキョーダインを急襲するが、目を離した隙にキョーダインはデスギランを倒してしまい、負け惜しみを言って退散した。
第28話「にげろ!空飛ぶ人喰いビルデング」
山奥に設けた偽クインビルに侵入した若者2名を罠にかけて抹殺する。その後、地球防衛軍主催の秘密会議に出席するアジモフ教授を狙おうとする他の3人のメンバーを制止し、自らアジモフ教授を捕えようとする。
まず建築士の鈴木、木村を拉致してビルの改造を強要するが、逃走を図った鈴木を偽クインビルに入れて処刑した。木村一人では改造が困難だったため、クインビルを設計した中野道子の拉致を目論み、スカイゼルを振り払って彼女をさらう。ビルの改造が完了すると、ガブリンの協力で本物のクインビルを別次元に転送してもらい、偽クインビルを代わりに設置した。
だが、最初に始末した若者の仲間の証言でキョーダインが調査に出てしまい、偽クインビルの存在が露見する事になる。ガブリン親衛隊は道子達を処刑しようとするもスカイゼルに阻止される。さらにビルから出た怪音をたまたま訪れていた葉山健治達に聞かれてしまい、秘密がバレるのを阻止すべく、彼らをビルに閉じ込める。自身は道子に化けて彼らを罠のある場所まで誘導するが、スカイゼルがビルに侵入し、自身の変身が暴かれてしまう。本来の姿に戻り、健治をさらって操縦室に移動し、ビルをダダ星まで飛ばそうとする(健治以外の面々はグランゼルに救出された)。駆け付けたスカイゼルを強化ガラスで妨害して嘲笑うが、スカイゼルパワーを発揮した彼によってガラスは破られ、スカイアームとベルトミサイルで操縦室が爆発を始めてしまう。さらに自身の怪光線がメインパネルに誤射してしまい、怒り狂ってスカイゼルに襲いかかるも、反撃に遭ってダウンしてしまう。スカイゼルと健治は脱出してしまい、自身はビルに取り残されて、ビル諸共爆散した。
余談
道子に化けていた時、本来の姿で操縦室にいたような描写があった。どういう事?
第28話では細田軍曹は登場せず(第26・27話にも登場していないが)、代わりに丹古母鬼馬二氏が演じる山田軍曹という人物が登場した。
関連タグ
宇宙鉄人キョーダイン ダダ星地球侵略ロボット軍 デス五人衆 機械 小指
一つ目タイタン、ジェネラルシャドウ:前年の作品に登場した幹部怪人。デスフラッシュは両者を合わせたような外見をしている(復活後はシャドウの要素はなくなるが)。