「この令旗を使えば、兵を動員して相手より優位に立てるだけじゃなく、他の人より一足先に降参できる……」
概要
不憫で弱い弧族の少女。怪異を恐れているのに、それを捕らえる羅浮十王司の見習い判官である。十王司の判官によって「シッポ」と呼ばれる歳陽を尻尾に封印され、そのせいで邪を引き寄せる「貞凶の命」になってしまった。
妖魔や邪悪なものを怖がっているが、邪祟を捕らえるように命じられ、困難な魔を払う任務を遂行している。自分は能力不足だと思いながらも、辞める勇気もなく、怖がりながら任務を続けるしかない状況になっている。
プロフィール
人物
歳陽のシッポに取り憑かれた弧族の少女。怪異を恐れる臆病で不憫な女の子だが、十王司に属する判官の1人として邪悪なものを捕える責任を担っている。
常に弱腰で自己評価もかなり低いが、上司の寒鴉からは「間違いなく実力がある」と評され、友人の素裳からも才能有りと見なされ、符玄にまでその評判が聞こえているなど意外にも周囲からの評価は高い。
実際、雪衣によれば冥差から判官への昇進には通常500年は下働きが必要であり、見習いとはいえ38年で判官に任命されたフォフォの出世速度はかなり異例なようだ。
幼少期の環境はお世辞にも良いものとは言えず、同級生からはかなり虐められ、「貞凶の命」になった事で両親や妹と絶縁になるなど家庭も冷えていた模様。
その為、恐怖に怯える日々でありながら、周囲は対等に接してくれる者ばかりという今の現状には、嫌でたまらないが嫌いではないという複雑な心境を抱いている。
シッポは自身の後ろに文字通り尻尾という形で封印されており半ば共生状態となっている。
シッポとの関係は独特で、フォフォはシッポを恐れ、シッポも当初はフォフォを食料としてしか見ていなかったが、何だかんだ文句を言いながらも彼女に手を貸している。ただし、当人たちはこれを決して「友情」と認めようとはしない。
能力と戦術
味方のデバフやHPを持続的にケアでき、必殺技によるバフの付与やEP供給も行う、バッファーを兼任したヒーラー。その一方で、必殺技にHPの回復効果またはそれを誘発する効果を一切持たないため、ピンチの際即座に回復を行えない点がネック。
限定豊穣キャラで性能自体は申し分なかったものの、実装当初はSPを大きく節約しつつ回復を行えた羅刹の影に隠れがちで、加えて限定調和キャラのルアン・メェイ実装が控えていたこともあり、余り引かれず、評価も少しずつ下がり始めたが、アルジェンティやブラックスワン等必殺技の回転率が重要なキャラとの相性から、少しずつ評価が上がっていき、無事ヒーラートップ帯に位置している。
軌跡
- 通常攻撃「令旗・風雨招来」
指定した敵単体にフォフォの最大HP25%~65%分の風属性ダメージを与える。
- 戦闘スキル「霊符・護身」
指定した味方単体のデバフを1つ解除し、フォフォの最大HP14%~24.5%+140~718のHPを回復する。同時にターゲットに隣接する味方のHPをフォフォの最大HP11.2%~19.5%+112~574回復する。
- 必殺技「シッポ・神鬼使役」
自身以外の味方のEPをそれぞれの最大EPの15%~22.5%分回復し、それら味方の攻撃力+24%~48%、2ターン継続。
- 天賦「憑依・真気通天」
戦闘スキルを発動した後、フォフォは2ターン継続する「厄払い」を獲得する。フォフォのターンが回ってくるたびに「厄払い」の継続時間-1ターン。フォフォに「厄払い」がある場合、味方のターンが回ってきた時、または味方が必殺技を発動した時に、その味方のHPをフォフォの最大HP3%~5.25%+30~154回復する。同時に、残りHPが50%以下の味方それぞれに回復効果を1回発動する。
「厄払い」が発動され、味方が治癒された時、その味方に付与されたデバフを1つ解除する。この効果は6回発動できる。再度戦闘スキルを発動すると、発動可能回数がリセットされる。
- 秘技「凶相・鬼物圧伏」
フォフォが周囲の敵を威嚇し、敵を「魂魄飛散」状態にする。「魂魄飛散」状態の敵はフォフォの反対方向に向けて逃げる、10秒継続。「魂魄飛散」状態の敵と戦闘に入った後、100%の基礎確率で敵それぞれの攻撃力-25%、2ターン継続。
星魂
①「歳陽の拠り所」 | 天賦による「厄払い」の継続時間+1ターン。フォフォに「厄払い」がある時、味方全体の速度+12%。 |
---|---|
②「邪霊を宿した尻尾」 | フォフォに「厄払い」がある時、味方はHPが0になるダメージを受けても戦闘不能状態にならず、自身の最大HP50%分のHPを回復する。この効果を発動した後、「厄払い」の継続時間-1ターン。この効果は一度の戦闘で2回まで発動できる。 |
③「貞凶の燭火」 | 必殺技のLv.+2、最大Lv.15まで。天賦のLv.+2、最大Lv.15まで。 |
④「離れぬ悪鬼・絶えぬ揉め事」 | 戦闘スキルまたは天賦を発動し、味方に治癒を行った時、その味方の残りHPが少ないほど治癒量がアップする、最大でフォフォの治癒量+80%。 |
⑤「勅令のままに妖魔退治」 | 戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.15まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.10まで。 |
⑥「苦楽を共にする仲間」 | 味方に治癒を行った時、その味方の与ダメージ+50%、2ターン継続。 |
装備について
HPの上昇が回復量上昇に繋がるのでHP割合を重視しよう。
- 光円錐
光円錐は✦5はモチーフの「驚魂の夜」、EP回復効率上昇+味方で最もHPが減っているキャラを追加で回復する。無ければ「時節は居らず」、最大HP上昇+治癒量アップする。
✦4はイベント「狐斎志異」の報酬として無料で貰える「よぉ、ここにいるぜ」。最大HP+スキルのHP治癒量がアップする。ただしスキルの治癒量のみなので他のキャラに使いにくく(Ver1.5時点では)実質フォフォ専用となっている。
他には跳躍✦4光円錐「同じ気持ち」は治癒量こそ劣るものの、スキル発動時に味方全体のEPも回復する。
何も無ければ✦3の完凸「物穣」。ただ彼女のために強化させるのは勿体ないので、他の豊穣キャラのお下がりを装備させた方が良い。
- 遺物
トンネル遺物は「流雲無痕の過客」4セットで治癒量アップ+戦闘開始時にSPが1補充される。フォフォは立ち回り上スキルを使う頻度が高いので悪くない。もしくは「過客」2セット+「メッセンジャー」2セットで速度上昇か「宝命」2セットで最大HPを上げよう。
オーナメントは「老いぬ者の仙舟」で最大HP上昇+速度が120以上で攻撃力が上昇する。
もしくは「折れた竜骨」で自身の効果抵抗値上昇+味方全体の会心ダメージをアップさせる。
胴体はHP、脚は速度、オーブはHP、縄はEP回復。サブステータスは速度か効果抵抗値を。
1凸するとSP消費の効率が上がるが、花火がSPを供給し続けてくれるため、無理に凸する必要が無くなった。後述のモチーフでEP回復効率が上がるが、出来ればフォフォのHPを6,000までは上げたいため縄をHPにするという選択肢もある。
- 編成
ブラックスワンとカフカのWアタッカーをルアン・メェイと一緒にサポート組み合わせが最も相性が良い。他にもアルジェンティや鏡流のような必殺技の回転率=火力の維持に直結しやすい純アタッカーを他2人と一緒にサポートするキャリー編成にも加えられる。
余談
上司である十王司の寒鴉をおしゃべりする方、雪衣を無口な方と陰で区別しているらしい。
関連イラスト
関連ビデオ
光円錐
その他