概要
ある作品の内容・方針などのクオリティに納得がいかず、不平不満を燃やさずにはいられない人々が集まり、問題点について語る際に使われる一種のアンチ・ヘイトタグである。
ピクシブ百科事典に限ったことではなく、インターネット全体に見られる事象と言える。
「〜反省会」なるフレーズは近年まで聞かず、いつ作られたのは定かではないが、発祥はおそらく連続テレビ小説。語呂や響きが良いのか、作品の視聴者や読者の母体数が多ければ多いほど、こうしたタグは作られ使用され拡散されやすい傾向にある。
「反省会」のほか「炎上問題・騒動」「ショック」などと付けられる事も多く、これらはほぼ同義といっても良い(子記事も分けずに入れている)。
本来反省会というのは作品の当事者(製作者、俳優等)がするものであり、第三者(読者、視聴者等)が論ずるのはおかしい、言い方が気に入らないという声もあるにはあるが、フラグ・空耳アワー・食わず嫌い王決定戦などのように言葉の意味を厳密に考えると矛盾している新語・流行語はたくさんあるので、この点に関しては考えない方がいい。
ただ性質上、こうした記事を作成・追記するのは、最早どうにもならない事実に遺恨を燃やした人々である事がほとんどであり、感情任せの罵詈雑言が入ってしまう事が多い。
そもそも「失敗作に対する議論」というコンセプトゆえ、内容も必然的に悪口や批判や愚痴の羅列と、その流布目的にならざるを得ない。
いわゆるファンや信者、自治厨と言われる層以外にも、批判的な記述自体をよく思わないpixivユーザーや、その事柄に否定的な意見は持っていても荒れることを良しとしないpixivユーザーもいるため、編集合戦やその果ての白紙化、差し戻しの繰り返しなどにも陥りやすい。
最近は注意喚起をしてなお、感情のままにこうした記事が作成される事例が増えており、いわゆる賛否両論な作品・展開・発言等にもアンチ側の視点だけで立てられてしまっている。
制作・編集するpixivユーザーにも「わざわざ隔離記事として立ててやってるんだけありがたいと思え」「注意喚起はしてるんだから何書いたって文句を言われる筋合いはない」「記事さえ作ってしまえば白紙化した相手を荒らし扱いして自分を正当化できる」と考えている節が見られる者も多々。
後述のタグ一覧を見ればわかりやすいが、長期シリーズでも元号が令和になってからこういった反省会が発生するケースが多く、作品のクオリティーや評価、懐古厨の存在やネット文化の発展以前に、コロナ禍による巣籠もり需要及びストレスの捌け口となっている可能性も否めない。
それ故、実態を知るか知らないかに拘わらず、これら記事をアンチ目的の荒らし記事と見るpixivユーザーが殆どであり、それも否定出来ないのが実態。
中立に近い立場からの至極真っ当な批判や、隔離記事として作られたものに対しても白い目で見られてしまうのが通例である(無論「わざわざ記事を立てる時点でその人は…」という見方はある)。
やるにしても親記事の棲み分け、注意喚起や隔離といった配慮を推奨されたし。立て逃げはもちろん、無闇矢鱈に記事を作ったり、やたらめったら批判点を書き込むのもやめよう。
また、ピクシブ百科事典の性質上、内容にも気を使いひっそりと立てたつもりでも閲覧数が伸びれば「注目の記事」や「定番の記事」として上がってしまうことがある。
故に「嫌なものを無理矢理見せられた」「棲み分けが出来てない」と思われたり、逆に過激かつ拡散を目的とした編集が行われることも十分あり得る。批判的な記事を作る以上、自分が悪印象を抱かれる覚悟はした方がいいだろう。
荒らし扱いされるのが不服というのなら、コメント欄で議論するのも手だが、それこそ普通に考えて問題視される側が悪い場合や、擁護点を上げる層や穏健かつ一方的な視点ではない編集をする層が多い場合で白紙化されたとかならまだしも、「何かを叩くのに異常に執着し、それを善行だと思ってるヤバい奴」と思われるのが関の山である。
- 「こう思っている人達はたくさんいる」
- 「自分は紛れもない事実を発言している」
- 「擁護する奴も許せない。嫌なら見るな」
などと主張する前に、汚い言葉や攻撃的なムーブはそれそのものが人を不快にすることをお忘れなく。
該当タグ一覧
※五十音順に記載。
※現在では事件から数年経ち、複数の解釈が生まれているため、必ずしも中立性を保っているわけではありません。
※近年は注意喚起をしてなお乱立が加速しており、半ばヘイト記事群としての側面を増しつつあります。
※落ち着いたからという理由だけで一覧から削除するのはやめましょう。
※原因については、編集合戦が激化したため各記事を参照。
※本記事はクオリティに対する問題を中心とし、企業等の不祥事や素行の悪いユーザーが起こした事件はこちらの記事を参照。