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吐き気を催す邪悪(ハガレン系)の編集履歴

2012-09-22 05:17:17 バージョン

吐き気を催す邪悪(ハガレン系)

はきけをもよおすじゃあくはがれんけい

ここでは、漫画「鋼の錬金術師」に登場する「吐き気を催す邪悪」を紹介する記事である。

概要

憎み切れない悪役が多い中で、探してみれば居るものである。


該当者一覧

お父様

フラスコの中の小人 こと、ホムンクルス(人造人間)の母体。そもそも人間から創られたにもかかわらず、人間そのものを 完全に格下 としか見ておらず、挙句には 資源 とまで言及して 完全にモノ扱い 。そんな彼のやったことと言えば、クセルクセスにて 国王やヴァン・ホーエンハイムたちを騙して人民すべてを賢者の石に変換し、ホーエンハイムを模した擬態を得た こと。そしてその後、東に渡って世界の真理の扉をこじ開けるためだけにアメストリス建国の裏で暗躍し、そこで数々の戦乱と惨劇を巻き起こして国土錬成陣を作成 。そして皆既日食の日に五人の人柱と錬成陣を用いて アメストリス国民の命を対価に世界の真理を飲みこみ、完全体となった 。一度は圧倒的な力でエドワードたちを追い詰めるも、ホーエンハイムの逆転の錬成陣によってパワーバランスが狂い、地下から地上へ退避する。しかし、今度はホーエンハイムの「ホムンクルスは何も生み出さない」という言及に対し、「では、私も何か生み出そう」と言って クセルクセスの人々の魂に偽りの肉体を与えて復活させ、その光景に戦慄している一同へ向かって復活した人々もろとも破壊光線で一掃 。エドワードに敗れて消滅後に、真理の扉の前で真理と対峙したときにも「すべてを知りたいと思うことがどうして悪い?!」と 反省の色はまったく無し 。己の分身ともいえるエンヴィー以上の残忍さと、ラスボスに相応しい鬼畜ぶりを見せつけている。当然、その末路はその邪悪さに相応しい、悲惨なものであった。

「貴様らは地面を這う羽虫を見てどう思う?」

「虫ケラが足掻いたところでレベルが違いすぎて何の感慨もわかないだろう?」

「私が人間に思うのはそれと同じだ」


エンヴィー

「嫉妬」の名を冠し、変幻自在な変身能力を有するホムンクルス。グリードと並ぶハガレン屈指の人気悪役であり、豪快なグリードとは対極を行く 狡猾で残忍なキャラクター 。同時に 作中の人物たちから最も憎まれたキャラクター でもあり、身内であるラストをして 「性格は一番えげつない」 と言わしめるほどで、大雑把な言動も多いゆえに愛嬌もあるが、その残忍さは劇中にて遺憾なく発揮されている。イシュヴァール政策の穏健派将校に化けてイシュヴァール人の子供を射殺し、 イシュヴァール殲滅戦 を勃発させた 張本人 であり、当人も 「見ていて壮快だった」 とかなり楽しんでいた様子。そして彼の印象を決定付けたのが ヒューズ中佐 の暗殺で、足元に落ちていた中佐の家族写真を見て わざわざ彼の妻・グレイシアに化けて躊躇させ、攻撃の隙を潰して殺害 。そしてマスタング大佐が中央に転任し、親友であるヒューズの仇を討つべく捜索を開始すると、その捜索の目を絶つべく たまたま顔を見知っていたマリア・ロス少尉を犯人にでっち上げる 。結果的には作戦自体がずさん過ぎて空回りに終わったうえに、大佐やエドたちに自分たちの正体を晒しかけてしまうのだが…。ともかく、 終始人間を見下して嘲る 言動が多く、その毒々しいまでの不遜さは悪役の鑑とも言える。同時にこの不遜さは 「決してくじけない人間の強かさへの嫉妬」 でもあり、 裏を返せば卑屈な小物 である。それが隙を生んでおり、不用意にエドにイシュヴァール殲滅戦の真実を話し、エドがそれをスカーに暴露した結果スカーを完全に敵に回し、ヒューズを殺した張本人であることを得意げに暴露した時には怒りが頂点に達したマスタングに終始圧倒され、ローストホムンクルス一歩手前の状態にまで追い詰められている。本心を見抜いたエドワードとのやり取りと、エドたち人間に自分なりの敬意を表した最期は一見の価値あり。

「付け入りやすくて助かるよ、人間」


軍部の皆様

いくらお父様に掌握された軍隊とはいえ善良な将校は多数存在したが、上層部はやはり真っ黒だった。


国家錬金術師の医者

キング・ブラッドレイを作った男 。軍部や錬金術師の中でも最もお父様に近しい人物だが、作中で本名は語られていない。いわゆる 典型的なマッドサイエンティスト タイプであり、賢者の石の研究のためなら 平気で他人を実験台にできる外道 。「キング・ブラッドレイになれなかった者」たちを捨て駒程度にしか考えず、その上マスタング大佐が『人体錬成をしろ』という要求を飲まないと分かると、 ホークアイ中尉の頸動脈を駒に斬らせて脅しにかかる 。どこまでも人の命を軽んじた、錬金術師の風上にも置けない老害。最期は「お父様」の錬成に巻き込まれ、人間のミートボール(加熱処理前)へとなり果てた。

「さぁ扉を開けてみようか。マスタング君」


フェスラー准将

ハガレンでも珍しい 根っからのクズ 。『イシュヴァール殲滅戦』でアームストロング少佐を中央へ送還した張本人であり、出世と手柄のために 部下を平気で捨て駒にできる能無し 。ライバル将校が先んじて手柄を挙げたことに焦り、 とにかく部下に突撃を命じて死傷者の山を築く 、救援に来たバスク・グラン准将(当時は大佐)で盛り返した戦況を持て さも自分の手柄のように喜ぶ 、相手が降伏しようとも とにかく殲滅しろと命令し続ける 等、無能を絵にかいたようなダメ軍人。最後は業を煮やしたグランに射殺…ではなく 流れ弾に当たってしまい、誰にも同情されず助け出されずに死亡。

「イシュヴァールの豚どもを殲滅しろ!!突撃しろ!!さっさと全区陥として来いグズども!!!」


レイブン中将

登場した最初は豪快で気さくなオッサンだったが、マスタング大佐が上層部への疑念をぶつけるとすぐさま小悪党の鏡のような本性を露呈。不老不死に魅せられた欲の塊であり、アメストリス国軍の真っ黒な上層部の一人。お父様の駒として、その強い権力でロイやエドワードたちの行動を牽制していく。老境に入ったため、計画進行に焦りの色を見せていた。かつては国を思う真っ当な軍人だったものの(あくまでアームストロング少将の想像だが)、今となっては 自分の利益のために平気で小を切り捨てられる外道 へと成り下がってしまった。最期はあまりの言動に激高したアームストロング少将の手で斬り伏せられ、コンクリ漬けにされる。

「『完全な不死の軍団』に興味はないかね?」

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