概要
『ペーパーマリオRPG』に登場するカゲ一族の集団。
メンバーは「マジョリン」、「マリリン」、「ビビアン」の3人。
しかし、ステージ4でビビアンが離脱しマリオの仲間になると、ビビアンの代わりに「ランペル(マジョリンからはシロスケと言われている)」が加わる。
国内GC版ではビビアンは「カゲ3姉妹」という呼び名を希望しているが、ビビアンが男の娘であるためマジョリンに「あんたオトコじゃないかい!!!!!」と否定されている。
Switch版では近年の情勢もあるのかマジョリンの台詞が「三姉妹じゃなく三人組だっていつも言ってるじゃないかい!」と修正されビビアンの台詞も「アタイも…ココロの中では妹だからつい…」とビビアンの性別がどちらとも言えるようになっており体と名前を奪われたマリオに「カラダはオトコのコだけどココロはカワイイオンナのコ」と説明している。
そもそも近年の情勢は「本人自らがそうであると告白すること自体は問題ではない」ので、他者から指摘される形でなく、ビビアン自身が「自分は男の娘」であることをカミングアウトする形になったという方が正しい。
海外版の公式名称は「シャドウ・サイレンズ(Shadow Sirens)」。
海外版においてはビビアンが女の子のため、「カゲ3姉妹」に近いニュアンスである)「シャドウ・シスターズ(Shadow Sisters)」がチーム名となりビビアンの希望する名称は「シャドウ・ビューティーズ(Shadow Beauties)」となっている(こちらではマジョリンから「美女の範疇に入らない」と否定されており、国内版以上にマジョリンの陰湿さが強調されている)。
リメイク版ではビビアンの性別関係が統一されたこともあり「スリー・シャドウズ(Three Shadows)」に変更された。
前述のくだりもビビアンが「スリー・シャドウ・シスターズ(Three Shadow Sisters)」と言い、マジョリンが「『Sisters』を付けると神秘性や怖さが薄れる、何回も言っているじゃないか」と怒り、ビビアンは「そう言われた方が嬉しいから…」といった具合に変更されている。
一応三姉妹(姉弟)なのだが、マジョリンは老婆、ビビアンは少年あるいは少女と、かなり歳が離れており、マジョリンが女性であるマリリンがいながら姉妹であることを否定している(ただ、マジョリンの性格的に仮に「姉弟」表記でも難癖を付けそうだが)事から本当に姉妹(姉弟)なのかどうかは曖昧になっており、その点は案外兄弟設定が今も健在なのか曖昧になってるコクッパに似ているかもしれない。
もし、本当に姉妹(姉弟)だとしたら、この種族結構特殊である。
もしくは、カゲ一族そのものが姉妹(姉弟)みたいなものなのかも知れない(だとしたらマジョリンが『三人組』というチーム名にこだわるのも合点がいく)。
ステータス
~ふしぎの森~
名前 | HP | 攻撃力 | 防御力 |
---|---|---|---|
マジョリン | 9 | 1、吹雪は2 | 0 |
マリリン | 12 | 2 | 0 |
ビビアン | 10 | 1 | 0 |
クラウダにネックレス捜索を頼まれた後に森の入り口付近に戻るとバトルとなる。主にマジョリンにセリフがやや多めに用意されている。
~闇の宮殿~
名前 | HP | 攻撃力 | 防御力 |
---|---|---|---|
マジョリン | 30 | 5 | 0 |
マリリン | 40 | 7 | 0 |
ランペル | 40 | 6 | 0 |
中庭の塔の仕掛けを作動させた後に通路へ向かおうとするとバトルとなる。
ビビアンが離脱し代わりにランペルが加わっている。全員戦い方は変わっていないが、終盤の戦いになるため体力や攻撃力が上昇いるので油断ならない。特にランペルは攻撃力が上がっている他、仲間に変身して攻撃してくるので二番煎じだと侮らない方がいいだろう。
リメイク版の戦闘BGMはランペル戦のBGMのフレーズもこっそり入っている。