概要
春場ねぎの作品「戦隊大失格」で毎週日曜日に行われており、竜神戦隊ドラゴンキーパーが地上の侵略を目的とする悪の怪人軍団と戦いを繰り広げている決戦である。
この戦いは13年前から行われており、第1話「R1000」では大戦隊による警護の元、間近で観戦できたり、スポンサーがついているというもはやスポーツイベントそのもののような扱い。
日曜決戦の流れ
日曜決戦は悪の怪人軍団の総本山である浮遊城の真下で開催されており、実況による事前特番が組まれている。
「地上一万メートルに突如現れた浮遊城。それが人類と怪人との長い戦いの始まりだったのだ」というアナウンスがテレビなどで流れてから怪人軍団の出現→ドラゴンキーパーとの戦い→神具によるトドメという流れになっている。
余談
第1話での日曜決戦が999回目の戦いであり、13年間続いているとなると52×13で676回となり数が合わないことになる。
しかし、「幹部が生存していた1年目の戦いはそれこそ毎日のように繰り広げられていた」「戦闘員Fのような場外乱闘も全く無いわけではない」とも言い切れないので実際のところはその場の空気程度のノリであると思われる。
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※以下の項目からネタバレを含みます。
盛大な茶番劇
実はこの日曜決戦、単なる茶番劇であり、半ば興行化しているのも正解といえば正解だった。
干支の二つ名を持つ幹部たちは大戦1年目に半数が神具によって葬り去られており、残りの幹部たちもどこかに行方をくらましている。
戦闘員自体は大戦隊に従わざるを得なくなった「残留組」と幹部を探すために地上に降り立った「交戦組」に分かれている。
そして、大戦隊は残留組に「日曜決戦」という茶番を提案し、今の今まで仮初の戦いを演じてきた。
日曜決戦の終了
第88話「どっちの正義ショー」にて怪人保護協会との会議「戦保談義」が行われ、レッドキーパー・赤刎創星の失態により談義は破綻、続く第89話「不戦勝」でスポンサーが一斉降板したことで13年続いた茶番劇はあっさりと幕を閉じることとなる。
戦保怪戦終戦後
ドラゴンキーパーが怪人保護協会や怪獣、大怪人デスメシアから街を守ったことで支持率が急上昇し、再び日曜決戦が行われていることが第126話「インターバル」で判明している。