概要
CV:水中雅章
ゲーム『RiseoftheRonin』の登場人物。
土佐を脱藩してきた浪人。土佐弁で話す。二刀流の使い手で、短銃を所持している。
同郷の坂本龍馬とは古馴染で、「龍馬さん」と呼んでいる。龍馬からは双子の片割れのように思われていた。
吉田松陰とは面識はないが、彼の思想や教えに感銘を受けて尊敬している。
真っ直ぐな性格で、意志が強く行動力がある。
民が苦しんでいる今の状況を見過ごせず、「天誅」による世直しを目論んでいる。
土佐藩の下級武士「郷土」の中でも更に貧しい家の出身。
民や郷土の窮状も知らず、偉そうに天下を論じていた土佐藩の上士たちを軽蔑している。
そのため、思想の異なる者との交渉などは無駄、論じるより斬るべし、と考えるようになった。松陰の死でさらに強固なものになる。
松陰の考えをはき違えていると危機感を持った龍馬から勝海舟を紹介され、彼の護衛をするようになる。
関連タグ
主人公とは共闘することはあるが、徒党どころか因縁も結べない人物。
主人公や勝海舟の影響で変わっていった坂本龍馬と異なり、無心に幕臣を斬り続ける。
次第に力がある幕臣の命を奪うことそのものに手段が目的と化していく。
ついに万民と平等に接する勝海舟の人柄すら、人心を掌握して幕府を再興しうる脅威だとみなし「天誅」として命を奪おうとした。
しかし、主人公と龍馬に阻止され、彼らと決別する。
海舟も自分が狙われていると薄々気づいていたため、龍馬に説得させる場を作ろうとしていた。
「わしはいったい、いつまで……」
松陰の言葉のみを拠り所に、京都で孤独に人斬りを重ねていたが、主人公に討ち取られる。
彼自身でもどこで道を間違えたかという悩みを抱えていた。
最期は主人公に龍馬が自分のようにならないために彼の刀になってやるよう頼みながら絶命した。
亡骸は龍馬の手で埋葬された。