壱原侑子
いちはらゆうこ
「与えすぎてもいけない 奪いすぎてもいけない 過不足なく対等に、均等に」
「この世に偶然なんてないわ あるのは必然だけ」
概要
CV:大原さやか
願いを叶える代わりに同等の対価を貰う『店』(ミセ)の女主人。
人の運命さえも変える程の強大な魔力を持ち、彼女を知る者の間では
「次元の魔女」「極東の魔女」と呼ばれている。
ちなみに名前は偽名である。
どこか物憂げでミステリアスな雰囲気を漂わせる妖艶な美女。
おちゃらけた性格で我侭かつ気紛れ。喫煙者(キセルを使用)でかなりの酒豪かつ美食家。
美味しい料理や菓子、酒を前にすると途端にはしゃぐ。
その反面、店主や雇い主としてミセを訪れた客や四月一日に対し的確な助言を与えるが、その内容は時に非情に思えるほど現実的である。
殊に『対価』については厳格であり、「魔女」と称されるほどの力を持つが故に、彼女自身が無償で与えられるものは、ひとつだけである。
正体(ネタバレ注意)
実は既に亡くなっている。
死の直前に、クロウ・リードが彼女の存命を願ってしまったために、現世に留められていた存在。
それにより起こる惨劇(=ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-)を予測して、ミセを構え、写身のサクラをもう一度生まれさせるための対価とするため、他人の願いを叶え続けて来た。
全ての役目を終えた後は、留められた時が動きだし消滅した。
四月一日は侑子にまた会える日を待つことを選んでミセを継ぎ、それから100年以上が経過したHolic籠の終盤では、四月一日の夢の中に現れた。
しかしこれは彼女が消滅する前に残した姿であり、本当の彼女には再会できていない。