強制労働
きょうせいろうどう
強制的に労働させる事。
説明
その意思のない者に、暴行・脅迫・拉致・監禁などの不当な手段によって労働を強制することである。
産業革命期(初期資本主義)以前には頻繁に見られ、現代でも発展途上国では割と一般的に横行している。奴隷や捕虜など人権を奪われ死ぬまでこき使われる事例もある。
報酬は出ても過酷な労働に対して全く割に合わなかったり、食費・家賃等と相殺されほとんど残らない場合もある。酷い場合は餓死しない程度の衣食住くらいしかない。
勿論現代日本では法律違反。労働基準法(第5条)でも最も重い刑罰が定められており、最高で懲役10年と定められている。最近では2020年に岡山県で脱出しようとすれば作動する人感センサーを職場に設置して軟禁、従業員に日常的に暴行を加え、月給2万円で107日間働かせた経営者が強制労働容疑で逮捕された。
フィクションでは校則違反の罰が強制労働だったりする。