概要
本所に江戸時代の頃から伝承される奇談・怪談である<本所七不思議>の1つにも数えられる、日本全国に伝わる怪異。
真夜中なると何処からともなく、笛や太鼓などの囃子の音が聞こえてくるというもので、囃子の音が何処から聞こえてくるのかと思い音のする方へ散策に行っても、音は逃げるように遠ざかって行き、音の主は絶対に分からないうえに、音を追っている内に夜が明けると、見た事のない場所に佇んでいる事に気が付くといわれる。
「馬鹿囃子」とも呼ばれており、その名の通り一説には狸の仕業ともされている。
狸囃子
たぬきばやし
本所七不思議の１つにも数えられる怪異。
