プロフィール
フルネーム | リリィ・エバーハート |
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性別 | 女性 |
相棒パル | リリクイン |
概要
パルワールドの登場人物。
パル達の保護という名目で活動する「パル愛護団体」の創始者にしてボス。
愛らしい姿のパル達が人間によって虐げられていることを憂う狂信者。
暴力を加たり捕獲して労働や争いの道具に使ったり、食用にしたり、更には実験に利用している人間を醜い存在として強く憎んでいる。
モンスターに優しい世界の世界観であれば限りなく仲間に近い存在になりえるのだが、パルワールドの世界ではプレイヤー側も含めこういった蛮行がまかり通っている以上、プレイヤー含むパルテイマーに例外なく憎悪を向けている。
同時にパルスフィアを「パルを無理やり従わせる道具」として強く嫌悪しており、リリィはサヤが実装されるまで唯一パルスフィアを使う演出が無いボスだった。
パル愛護団体の5か条の掟では上記の行為を禁止するだけでなく「パルのためであれば命を賭せ」という内容まであり、エコテロリストに近い思想を持つ集団であることが仄めかされている(一応パルの労働そのものは否定していない)。そのため他の密猟団とは古くから敵対し、争っている。
だが、愛護団体の下っ端信者たちはパルを攻撃したり、捕獲して密売したりしている上に、倒すと偶にパルの肉が手に入ることがある。そのため、実態は密猟団と何も変わらないゴロツキ集団にすぎない。
初めてリリクインと出会った際に、リリクインを密猟団から守ろうと殺人を犯したり、活動資金を密猟団から奪ったりしている。これらの行為を平然と日記に書いていることから、パルを守るためなら犯罪行為も一切躊躇しない人物であることがうかがえる。信仰、故なのかもしれないが。
相棒のリリクインに対しては「リリクイン様」「女王様」と呼んで崇拝しているようで、ボス戦のムービーでもうっとりと抱き着く様子が見て取れる。
一方のリリクインも自身を守ろうとしてリリィに応えるように怪我の治療を行っており、ボス戦ではパルスフィアを使わずともリリィの前に現れることから、両者の信頼関係は本物と言える。
ちなみにゲーム内には地に足をつけるだけで自警団から追い回される禁猟区が三カ所存在するが、それはそこに住む絶滅危惧種を守るためにリリィが自警団を雇い、侵入者を問答無用で襲わせているため。
その費用は上述の信者たちの行いで賄われている可能性が高いが、彼女自身もこれだけの資金があることには首を傾げているため、下っ端たちの蛮行にはまだ気づいていないものと思われる。
なお、ボス戦ではリリクインが主に戦うため使われないが、リリィが持っている槍は一定レベル以上、かつ古代テクノロジーポイント消費でアンロックすれば武器として作成可能になる。耐久値が高く、威力も450と「剣」に迫る近接武器トップクラスの威力により採掘と伐採の双方にも使えるため、高い汎用性を持つ装備である。