ドラゴンクエストシリーズ外伝作品「ダイの大冒険」ではこう表記される。ギラ、ベギラマはカタカナ表記が多いのに対して強さを表すためかベギラゴンは漢字表記されることが殆ど。本作では通常の攻撃呪文の中ではレベルが高くないと修得できない比較的、高位の呪文であり、メラゾーマやイオナズンの使い手でも、ベギラゴンは使えない、というのが珍しくない(魔王時代のハドラーですらギラ系統はベギラマまでしか使えなかった程)。その分、攻撃力の高さも強調されていた。
両手で炎の渦を生み出す構え(メイン画参照)が特徴的。この後、両手を合わせて相手に向けて呪文を発射する。『ダイ大』におけるギラ系呪文は正確には炎ではなく超高熱エネルギーを手(あるいは魔法の杖)からビーム状に射出する呪文とされ(炎はメラ系)、ベギラゴンの発動の際の炎の渦は超高熱エネルギーで二次的に生じたもののようだ。ちなみにこのベギラゴンも含め、『ダイ大』における「極大呪文(=各系統の最上位呪文)」は「発動に両手を用いる」という設定がある。
「メラゾーマもマヒャドも片手で撃ってなかったっけ?」と気付く貴方はかしこさカンスト。本作
では火炎および氷結の極大呪文は別に存在するのだ。
余談だがソーシャルゲームの「スーパーライト」で武人ハドラーが超魔王として実装された際は「極大閃熱呪文」として会得する。通常のカタカナ表記である「ベギラゴン」に比べてマホカンタ貫通、威力がギラグレイド並みとやたら魔改造されており、実質ギラグレイドの上位互換となっている。