忍野扇
おしのおうぎ
忍野扇とは、物語シリーズの登場人物である。
概要
忍野扇とは、物語シリーズの登場人物である。初登場は、『傾物語』。
暦たちの通う私立直江津高校に転校してきた、自称「忍野メメの姪」。
容姿は神原が「逸脱して」可愛らしいと評するほど。
なのだが、暦が卒業した後の『花物語』では、なぜか「甥」にということになっている。
代々継いできた家業を、「嘘つきを罰する仕事」と呼ぶ。
表面上では、暦や神原を慕う後輩ではあるが、時折、時系列を無視した発言をすることがある。
また、暦が臥煙伊豆湖から預かったお札のことを千石撫子に漏らしたり、貝木泥舟が広めたおまじないの被害に遭った中学生にその所在を告げたり、と何かと暗躍している印象が強い謎の人物である。
暦と忍はその正体が、『何か』であることに薄々感づいている。