概要
『AKIBA'S BEAT』は2016年12月15日に発売されたアクションRPG。
本作は『AKIBA'S』シリーズのひとつで、『ディバインゲート』のメインスタッフであったディレクターの高野康太と、イラストレーターのUCMMを主軸として製作された。
ストーリー
秋葉原に住むオタク文化が大好きなニートである主人公「立花アサヒ」はその堕落した生活スタイルに親友の「藍原ミズキ」にはいつも呆れられている。
ある日、ミズキとの約束の時間に寝坊したアサヒは急いで待ち合わせに向かっていた。
少しでも早く着こうと秋葉原駅を通り抜けようとして、いつもと違う光景が目に入る。
違和感に立ち尽くすアサヒにそこに声をかけてくる存在がいた。
ぴんくんという謎の生き物を従えた「星野サキ」という少女はこれを『妄想』から生まれた迷宮『妄想宮』という。
サキたちに巻き込まれる形でアサヒは現れた入口をくぐり、世界の真実を知るのだった。
登場キャラクター
用語
- 妄想者
一部の妄想を行う者の事。妄想者は後述の妄想の侵食を異常と認識できたり、侵食を産み出したりする。
- 妄想の侵食
「現実を侵食する妄想」。妄想者が強く妄想したものが現実に具現化する現象であり、妄想の内容にちなんだデザインのオブジェが顕現化する。現実を侵食しそれを当たり前と認識させてしまう為、一部の妄想者以外はそれを”異常”と認識できない。その為その異変に気がつく事ができるのは、産み出した妄想者や他の妄想者達に限られている。
- 妄想宮
妄想者が強い妄想を抱く事で発生する侵食のひとつ。その妄想を産み出した妄想者の心のバランスを崩す事で妄想宮への扉が顕現する。所謂ダンジョンであり、これを攻略する事で侵食を破壊できる。内部には「妄想獣」と呼ばれるモンスターがはびこっており、そのボスである「妄想主」を倒す事で妄想を破壊できる。