ナンシー・リー
なんしーりー
◆忍◆ ニンジャ名鑑#09 【ナンシー・リー】 ◆殺◆
フリー・ジャーナリスト。政治スキャンダルの真相を探る過程でソウカイ・シンジケートやニンジャスレイヤーと関わりを持つ事になる。
フリー・ジャーナリストとなる以前の彼女の過去には謎が多い。
(ネオサイタマ電脳IRC空間「ニンジャ名鑑」より抜粋)
「あなたは、このまま真っ直ぐ飛ぶつもり?真実に触れる覚悟はある?」
人物
初出は第1部「べイン・オブ・サーペント」。
ニンジャスレイヤーと共同戦線を組んでいるヤバイ級ハッカー。非ニンジャである。
作品世界中の日本は鎖国状態にあり、ネオサイタマでは非常に珍しい金髪コーカソイドの美女。豊満。
フリージャーナリストとしてネオサイタマの暗部を探っており、取材中に暗黒経済組織ソウカイ・シンジケートと接触してしまい、命を狙われたところをニンジャスレイヤーに助けられる。
UNIX(この世界では最先端のOSを搭載したコンピューターの総称)の扱いに長けていることから、ハッキングやトラップ解除、情報収集などでニンジャスレイヤーをサポートする心強い味方となる。
IRC(我々の世界でいうインターネットのようなもの)上でもヤバイ級ハッカーとして知名度は高く、ガンドーのような事情通やサイバーゴス達にも広く存在を知られており英雄視されている。
現時点で最もニンジャスレイヤーとの付き合いが長い人物であり、ニンジャスレイヤーも彼女には自らの本名「フジキド・ケンジ」の名を明かす程に互いに深い信頼関係で結ばれている。
当初こそニンジャ同士の戦闘の壮絶さに恐々としていたが、非ニンジャでありながらその戦闘能力は実は非常に高い。
クローンヤクザ程度が相手ならば遅れをとることはなく、得意のガンアクションで大立ち回りを演じる。ニンジャを相手にしても持ち前の鋭い洞察力と肝っ玉の太さで数多くの機器を切り抜けてきた。
また、IRCコトダマ空間(生体LANを持つヤバイ級以上のハッカーがアクセスできる一種の電脳仮想空間)では自在に情報を書き換えられるヤバイ級ハッカーとしての能力を存分に発揮でき、ダイダロスやストーカーといったハッカー系ニンジャを相手取って一歩も引かぬ電脳戦を繰り広げたこともある。
ちなみにIRCへのアクセスは直接脳髄に埋め込まれた生体LANを主に使って行っており、IRC空間へのアクセス中は口をあけて涎をたらし白目を剥いている。
当初は危険なIRCアクセスの際はザゼンドリンクという薬物の力を借りていたが、第二部序盤にて慢性的ザゼン中毒によって数日間昏睡しては数分だけ覚醒するという奇妙な状態になってしまう。
第二部中盤で「コトダマ空間の自分を切り離す」ことで昏睡状態から覚醒、それ以降は薬物に頼ることはやめている。
彼女の出自や目的には未だに明かされていない謎も多く、これからの展開が期待される。