概要
ソ連は、軍用ライフルとしてモシン・ナガンを制式採用していたが、1930年代に次世代の小銃として半自動小銃の開発を進めていた。試作型は1932年に完成していたが、欠陥が多く採用されなかったとこをフョードル・トカレフが、欠陥を改良し続けて1938年に完成したのがSVTもとい、SVT-38が完成した。
SVT-38の開発は成功したが、今まで使用していた弾薬が合わずに、給弾不良が続出し、さらに軽量化したため耐久性が劣った。フョードル・トカレフはそれらを克服するため、SVT-40が開発された。だが、それでも完全に改善されなく、様々な不具合が続出したため苦情が相次いだ。結局、改良したモシン・ナガンが使用されることになり、1944年には生産が中止された。
基本データ
全長 | 1222mm |
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銃身長 | 625mm |
重量 | 3890g |
口径 | 7.62mm |
装弾数 | 10発 |