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幻夜の編集履歴

2012-10-26 05:21:16 バージョン

幻夜

げんや

『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』に登場する架空の人物。

概要

CV:小川真司 (10年前 CV:関智一)


BF団のA級エージェント。28歳。

シズマドライブを無効化させるアンチ・シズマドライブを導入した功績により、「地球静止作戦」のリーダーに任命された。

能力は瞬間移動、影縛り、変身術。


キャラクター原案は『伊賀の影丸』の幻也斎。


詳細

※以降、OVAネタバレを含む。



本名はエマニュエル・フォン・フォーグラー。

悪役だが、おそらくこの作品における最大の被害者。

少なくとも、精神的な被害はこの人が一番こうむっている。


バシュタールの惨劇の最大の犠牲者となったフォーグラー博士の息子であり、国際警察機構の銀鈴(ファルメール・フォン・フォーグラー)の実の兄。

父の遺言である「シズマを止めろ」を「復讐としてバシュタールと同じ惨劇を起こせ」と解釈し、それを実行するためだけにBF団に入団した。

本来はクラッシックとワインを愛する物静かな青年であるが、父や復讐のこととなると容赦のない一面を見せる。


BF団に入った後は「大怪球フォーグラー」を建造。

地球静止作戦では自らそれを操縦し、父の遺言を遂行せんと破壊活動を行った。

シズマドライブを静止させたり、聖アー・バー・エーを破壊したりする姿は実に楽しそうである。

しかしうなされている大作に優しげな反応を示したりと、悪役になり切れない悪役。


終盤、国際警察機構やアルベルトの対抗により大怪球が半壊状態になり、追い込まれ始める。

そこにやってきた銀鈴が、父の形見であるサンプルを破壊しようとしたため、錯乱して発砲。実の妹を射殺してしまう。

兄としての情は昔のままだったようで、このことでひどく追い込まれ、自爆装置に手をかける。

さらに追い打ちをかけるように父・フォーグラー博士の遺言が発動、衝撃の真実が幻夜に告げられる。

実はフォーグラー博士が望んでいたのは復讐ではなく、シズマドライブの欠陥を形見のサンプルで修正することだった。


復讐に捧げた自分の10年が無駄だったという事実と、妹を射殺してしまった後悔から失意のどん底に落ちる。


「今更それはないじゃないですか!!父さん!!

 なぜ一言でいい、ちゃんと言い残しておいてくれなかったのですか!!

 こんな恐ろしいものを僕に渡しておいて、どうしろっていうんだよ!!

 父さん!答えてよ父さん!!!」


サンプルを「こんな恐ろしいもの」と表現していることから、彼の10年間の苦悩がうかがえる。


境遇の似た大作に「そうだろう?こんな恐ろしい遺産を父親に勝手に手渡され…どうする?貴様ならどうするつもりだ!!答えろ!ジャイアントロボ!いや、草間大作!!!」と叫んだ直後、自爆装置が作動。

とっさに瞬間移動で大怪球ごと移動し、人的被害のない宇宙で自爆した。


地球の滅亡を望んでいた幻夜だったが、結果的に彼の行動が地球を救うこととなった。


その他

正装が白のスーツ、就寝時の服装が黒のブリーフ1枚であるなど、服装のセンスは少々独特である。

(10年前の就寝時の服装はチャイナ服とおぼしき服。)

水田版では10年前の回想シーンで不思議な猫の絵のプリントされたパジャマを着ていた。

関連タグ

ジャイアントロボ

横山光輝

今川泰宏

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