「阿礼乙女」には以下のような意味がある。
1.平安時代に賀茂神社に仕えた未婚の内親王または女王
2.東方Projectに登場する名称である。
ここでは、2.の意味について記述する。
東方Projectにおける阿礼乙女
東方Projectにおいて、稗田阿礼が転生した人物が女性であった場合に付される号。
男性の場合は「阿礼男（あれおとこ）」と呼ばれる。
性別を問わずに稗田阿礼の転生者を呼ぶ場合は「御阿礼の子」となる。
なお、最初の人物である稗田阿礼自身は御阿礼の子には含まれず、
阿一以降の転生者が御阿礼の子（阿礼乙女または阿礼男）と呼ばれる。
よって今代の稗田家当主稗田阿求は、阿礼乙女であり九代目の御阿礼の子である。
特徴として代々求聞持（ぐもんじ）の能力を持ち、見聞きしたものを忘れない。
ただし、転生の際に幻想郷縁起に関する一部の記憶以外は残されずに失うこととなる。
東方Project作中内では新たな御阿礼の子が生まれることは慶事であり、
阿求誕生の折には稗田家では御阿礼神事（御阿礼の子が生まれること）として祭りが執り行われた他、博麗神社では祝賀会が催された。
文々。新聞（第百九季／文月の一刷、射命丸文記事筆）にも「九代目阿礼乙女現る」との見出しで記事となっている。（『東方求聞史紀』「幻想郷縁起」掲載）
