概要
SASUKEに登場するエリア。初登場は第2回大会。
この大会以降、3rdステージの最後の関所として、挑戦者を待ち受けている。
2本のパイプの上に乗った赤いパイプにぶら下がり、体重移動によって進む。
終点までたどり着いたら、バーを離してゴールへと飛び移る。
身長によっては、ぶら下がった状態のまま足を付けることができた。
なお、バーが脱線してしまうと失格となる。
日常生活ではあまりやらない動きを取り入れているためか、
初登場時から脱落者が続出し、第2回で突破したのは9人中2人だった。
第4回からは着地地点が離され、体を振って飛び移らなければクリア出来なくなり、
ゴール地点に飛び移るためにバーを支点にして体を振る必要があるが、
振りすぎると反動でバーが後退する、という理不尽な難しさになっている。
これ以降の大会でも着地点が離され続け、第16回大会ではとんでもないことになっていた。
このような難易度故、完全制覇者やSASUKEオールスターズ全員が脱落経験を持つ。
特に初期の頃はクリアしてもかなりギリギリの位置だったりする(長野誠のクリアを機に余裕のある着地をする選手が増える)。
第17回大会を以て一旦撤去されたが、第28回大会以降は再び登場している。
近年は他のエリアの陰に隠れがちだが、それでも忘れた頃に脱落者を出すため、油断禁物なエリアとして選手からは警戒されている。
派生エリア
グライディングリング
第18回大会~第24回大会まで設置されていた、3rdステージの最終エリア。
バーに通されたリングを滑らせて移動する。パイプスライダーと違って反動はつけやすい。
移動の際にはストッパーを外さなければならず、これを怠ったために脱落した選手もいた。
初登場した第21回ではリングが滑りにくかったが、第22回以降は逆にリングが滑りやすくなった。
初登場時は「ファイナルリング」と呼ばれていた。
フライングバー
第25回大会では最終エリアに設置されていたが、第27回大会以降は序盤エリア。
バーにぶら下がった状態で飛び移り、一定間隔空いた受け皿にバーを乗せて移動するという、
ある意味ではサーモンラダーの横バージョンともいえる。
しかし、サーモンラダーと違ってストッパーや突起がついていないため、
身体を振りすぎると、バーが外れて落下する危険性がある。
バーグライダー
第27回大会で設置されていた、3rdステージの最終エリア。
見た目はパイプスライダーに似ているが、中間地点に15cmの段差がある。
また、体を振ってもバーが後退しにくかった。
ちなみに
飛び移りばかりに気がいってスルーされがちだが、基本的にバーが固定されていないため、
ただぶら下がるだけでも相当な腕力を要する。第1期では、これが顕著に表れていた。
初登場の第2回大会のみ休憩地点のバーの色は黒だった。
第17回までの大会で到達者が現れなかった第14回と第15回を除くと、唯一リタイア者が現れなかったのは第7回大会である。
SASUKEオールスターズと完全制覇者全員がリタイアした経験を持つエリアである。(漆原以外は着地ミスによるリタイア経験がある。)
第12回まではエリアを連番で数えており、パイプスライダーのエリア番号は必ず17になるようにエリア数が調整されていた。(1stは第2回で第1回にあった丸太上りがエリア名の変更によりエリア扱いされなくなり、2ndは第4回で動く壁、第7回〜第17回ではブリッククライムがエリア扱いされてなかった。)