パイカル
ぱいかる
『ルパン三世』に登場した悪役。
『ルパン三世』に登場したキャラクターで、リメイク版では野沢那智が声優を務めた。
「魔術師」の異名を持つ男で、あらゆる武器が通用しない他、空中を自由に歩行する、指先から炎を放つなど、人知を超えた(全てトリックだが)能力により、ルパンと次元大介を翻弄する。しかし、そのマジックの最大のタネである「硬質化液」の製造法が隠されたフィルムを峰不二子に盗まれ、ルパンがその謎を解いたため、彼の仕掛けたトリックをすべて逆用されて一度敗れる。
(辻真先『小説ルパン三世』では、暗黒街を取り仕切る「影の魔術師」と呼ばれており、ルパンファミリーと銭形警部の命を狙っていた)。
その後、OVA『生きていた魔術師』で復活。空中浮遊や、次元の弾丸を静止させる、海水を怪獣状に変化させる、など真に魔術としか言えないような手段(やはりタネはあるようだが、劇中で明かされていない)でルパンに挑むが、人工皮膚が直射日光に耐えられないという弱点を突かれ、2度目の敗北を喫した。