※ネタバレ注意
概要
CV:堀江由衣
マグノシュタット出身。23歳。158cm。
魔導士であり、主に水の魔法を用いることが多い。
黒い帽子を被り、珊瑚と真珠で出来た杖を持っている。
貝殻をモチーフとした魔装具を付けており、作者曰く、イメージは「人魚姫」らしい。
趣味は魔法アイテム収集。寝起きに弱い。
魔法には強い思い入れとプライドがあり、実際に高度な魔法を使用して見せるなど、確かな腕前を持つ。
同じ八人将であるシャルルカンとは、登場当初からでも「剣」と「魔法」どちらが最強かで揉めるなどでよく言い争っては喧嘩をする仲。
アラジンやアリババが第一印象で「きれいでやさしいそうなお姉さん」と評価した通り、美人ではあるのだが、恋愛には奥手らしく、意中の男の前では緊張して魔法の話しかできず、なかなか恋人が出来ないらしい。(本編の会話からすると、研究者肌といったイメージ)
作者の手書きブログと思われる作品では、自棄酒を煽りながら涙ながらにその事をグチっていたこともあり、ピスティから「魔法使いの男性と付き合ったらいい」という提案が出されていた。
使用した魔法として、水蒸気で光の屈折を操作して姿を消すことができる『隠者の水膜(シャラール・マグド)』ではアリババやアラジンを驚かせ、シンドバッドの無実を証明するために使った『真実の水人形劇(シャラール・ラケーサ)』を見た練白龍も「強力な魔法」と評価している。また、身に着けている装身具は彼女が独学で生み出した世界に唯一の魔力蓄蔵装置であり、闇の金属器使いとの戦いでその性能を披露している。
アラジンのシンドリア滞在以降、魔法の師匠として彼に教示することになり、彼からは「ヤムおねえさん」と呼ばれている。
しかし後にアラジンがマグノシュタット学院の授業を受けた際には、彼女の教え方はかなり大雑把であり、彼女の教えた水魔法はアラジンのルフの適正にあまり合っていなかったことが明らかになっている(水魔法を教えたのは単に水魔法が好みだからである)。
マグノシュタットで起こったクーデターの際には王家側についていたものの、学院を恨んでいるドゥニヤからは疑いの目で見られていた。