CV:田村睦心
人物
インチキ臭い占い師の女性。『デスティニーガイド』の異名を持つ。
動向
32話で初登場。久しぶりに逃走中の出場権を獲得したチャマ・ハスラーを占った時に「全て泡と消える。賞金も出場権も」という結果を伝えた所、彼は信じなかったが帰る頃に何かしらのバグによって通りすぎた西洞院ナギに自身の出場権を与えてしまったという事態が発生した事から占いの腕は本物である模様。
33話のオープニングゲームクリア後はリンセンと共に行動しており、石板探しミッションでは根津忠太も交えて石板を探していた。
続く34話では(途中で合流したであろう兎桜マリンも一緒におり)ミイラとハンターを避けながら石板を探していたが見つからず、占いの結果は何度も「小麦粉屋の前にある」と出るうえ、『このステージでトムラハルという子が命を落とす』という不吉な結果も出る。
小麦粉屋付近を探しても石板が見つからず諦めムードが漂う中、占いの結果とラクダが一頭もいないことと轍に気付いたリンセンが『最後の石板は小麦を乗せた青い荷車の中』という答えを導き出した(その荷車は最初、小麦粉屋の前に止まっていた)。つまり、幻霧の占いは初めから当たっていたのである。
しかし、その荷車を発見したセイラ・ピーボディから「見つけたけど船への積み込みが始まっている」と連絡を受け、大急ぎで港へ向かう(石板が船に積み込まれる=エリア外に出ると二度と手に入らなくなりその時点でミッション失敗になる)。
なお、忠太はリンセンの口癖の音楽用語(アレグロとモルトアレグロ)をマリンに教えてもらっていたが幻霧は理解できた様子。
35話では港へ急ぐ為、占いで出た最短ルートの井戸の中に入り、出た時にはちょうど積み込みの真っ最中だった。間一髪のところでマリンが最後の石板を回収し、集会所へ急ぐ。
石板は一発で正しく組み合わせないと砕け散り、二度とミイラを封印することができなくなる為皆が組み合わせを考える中、根津が「占いは?」と尋ねるが彼女は「占いは外れることもある。それでもよければ」と返している。
そんな中、ピーボディから「町中のミイラが集会所に向かっている」と連絡が入りリンセンの指示で扉を抑えてハルが正しい組み合わせを導き出す時間を稼ぐ。
石板が正しく組み合い、ミイラが封印される影響で突風が起こると飛ばされないように窓枠にしがみついていた。一体のミイラがハルを道連れにしようとしていたが、間一髪のところでガスティン・ローガンが彼を助けた為、占いは外れた様子。
36話ではピーボディ、ペンタ・バッカーナ、ジャイロ・デーモン、信楽たぬき男と共に行動していたらしく、トムラ颯也達が砂の魔神ラムルと対峙していた時に合流している。
37話の砂の神殿の探索時にはシグマ・レッドウィング、ピーボディ、リンセンと行動していたが、途中でアヌビス神が呼び出したサソリ人間の襲撃に遭い、ピーボディとシグマとは離れ離れになってしまう。
38話で『トムラハルが行方不明』と連絡が入った時は「占いが当たったようだね。誰も私の占いからには逆らえない」と不安そうにしていた(この時、リンセンは彼女の占いが本物だと思い込んでいた)。
その途中でペンタと西洞院ナギ、ガスティンと西洞院ルナとも合流しつつ占いで出た道を進み遂にアヌビス神の元へ辿り着く。
強力な攻撃に手も足も出ない中、死神のカードが連続して出たことに『これまでか』と逃げ出すがその先にハンターがいた為容赦なく確保される(確保される前、シド・フェニックスが『そっちはダメだ』と警告していた)。
ちなみに『ハルが命を落とす』という占いに関しては先述の死神のカードが、『自分自身の牢獄行き(脱落)』という意味だったので、『ハンターに捕まる』という点では当たっていた。
確保時の台詞は「私の占った運命からは逃れられない。」