剣持寅次
けんもちとらじ
剣持寅次は、漫画『ゴールデンカムイ』の登場人物。
概要
杉元が北海道へ旅立ち、金塊を目指す原点となった人物。
負けん気は強かったが、杉元には何をやっても尽く勝てなかった。しかし自身の方が梅子をより幸せに出来ると想いを打ち明け、梅子が当時交際していた杉元から寅次と結婚するよう勧められていたこともあって、二人は夫婦となり一子・寅太郎を儲けた。
容姿も技量も優れた杉元が元恋人だったためか、結婚した後も寅次は梅子に逃げられるのではと不安になっていたが、梅子が迷わず寅次の帰りを待つと答えたことで不安は払拭される。
その後、視力を失いつつある妻の眼病を治すため北海道で砂金を採りアメリカへの渡航を考えていたが、日露戦争・奉天会戦で杉元を庇って致命傷を負い、杉元に妻子を託し戦死する。遺骨は指の骨だけになったが杉元により遺族へ渡された。