デズモンド・マイルズ
でずもんどまいるず
人物
デズモンド・マイルズ(Desmond Miles)。被験体17号。
顔のモデルはカナダのタレントのフランシスコ・ラミレス。日本語吹き替えは東地宏樹。
ゲーム「アサシンクリード」シリーズの主人公。エツィオやアルタイル、コナーでのプレイが本編であり、プレイ時間の差も圧倒的であることから非常に影が薄いが、主人公。
作数を重ねる毎に徐々にゲーム性のある操作が可能となり、合わせて出番も増えるが、どう見たって本編は過去のアサシンたちの追憶であり、影が薄い。
シリーズを通してプレイすれば彼こそが最も重要なキャラクターであることは一目瞭然であるが、影が薄い。
-俺はデズモンド・マイルズ、これは俺の物語だ―
アルタイルからエツィオ、コナーを経た直系の子孫にあたる。ファームと呼ばれるアサシン訓練施設で生まれ育ったが「こいつらヒッピーだろ。キモい。」といわゆる反抗期により家出。その後バーテンダーとして生活していたが、ある日突然誘拐され、アサシン教団とテンプル騎士団の戦いに巻き込まれるはめになる。
ちなみにクレジットカードは持っていないが、バイクの免許は持っている。
当初はファームを抜け出してからかなりの期間がたっていたために戦闘能力は皆無だったが、遺伝子記憶をトレースする装置『アニムス』でアルタイルら先祖達の記憶を追体験することで流入現象が発生、凄まじい運動能力やタカの目など様々な技能を引き継ぐことになった。
劇中の活躍
Assassin's Creed(アサシンクリード)
2012年、先祖であるアルタイルの遺伝子記憶を引き出し、「エデンの果実」を探し出そうするテンプル騎士団の末裔であるアブスターゴ社に誘拐される。
物語終盤にアニムスの流入現象によって眠っていたタカの目の能力が覚醒、被験体16号が残した隠しメッセージを発見する。
Assassin's Creed II(アサシンクリード2)
ルーシーの手引きで脱出した後、そのままショーンとレベッカらと合流し、隠れ家に潜伏することに。
前作のデズモンド救出作戦で主力のアサシン達が全滅したこともあって戦力に乏しい現在のアサシン教団の状況を打開すべく、流入現象を利用し短期間で一流のアサシンとなるためにアニムス2.0を使って「歴代最強のアサシン」と謳われたエツィオの記憶にアクセスする。
作品の終盤からアサシンブレードを装備するようになる。現代の背景に合わせて手甲のない、ベルトでとめる簡素なデザインである。
Assassin's Creed: Brotherhood(ブラザーフッド)
流入現象により引き継いだアサシンとしての能力が覚醒しつつあるが、同時に副作用として時折、過去の幻影も見えるようになっている。
アニムスでエツィオの記憶から手がかりを得つつ、現代のヴィラにあるとされるエツィオの持っていた「エデンの果実」の隠し場所を探索する。
Assassin's Creed: Revelations(リベレーション)
度重なるアニムスの使用による過度の同調と副作用によって昏睡状態になっている。
アニムス・システムの中でデータ的に再生された被験体16号と出会ったデズモンドは『エツィオの人生の終焉』を追体験することこそが現実に戻る唯一の方法と知り、エツィオの最後の闘いの記憶と自らの過去と向き合う。
Assassin's Creed III(アサシンクリード3)
アルタイルとエツィオの終焉の記憶を巡る旅路の果てに突き止めた「かつて来たりし者達」の神殿内部に侵入し、遺跡を動かす謎を解くための鍵の在り処を求めてコナーの記憶にアクセスする。
また、アブスターゴ社実働部隊と直接対決するシーンもある。
この時点でアルタイル、エツィオ、コナーの記憶を追体験したことによる流入現象によって既に数十年分の戦闘経験が蓄積されており、完全覚醒したアサシンとしての実力を振るい超人的な戦闘能力を発揮できるようになるまで成長している。
ちなみにデズモンドには「最後のアサシン」という肩書きがあるにもかかわらず、アサシンクリード3の宣伝文句にはコナーを指して「3人目のアサシン」とある。言いたいことは分からないでもないが・・・
内容は、一般向け・腐向けに関わらず全て含まれるが、腐向け作品には「腐向け」タグを付けることが強く推奨される。