笹森丘陵

ささもりきゅうりょう

笹森丘陵とは、秋田県南部にある丘陵地帯。「由利丘陵」とも。

概要

笹森丘陵とは、秋田県南部にある丘陵地帯で、由利本荘市の笹森山を主峰として、横手盆地へと広がる。

地理

笹森丘陵の最高峰の八塩山(海抜713m)であり、海抜1,500m以上の山々が連なる奥羽山脈に比べると低い。

その為、冬の雪雲を遮るほど高くなく、湿った北風が横手盆地へと素通りし、内陸部で降雪をもたらす。

笹森丘陵もかなりの豪雪地帯で、多い所では2～3mの積雪となる。

交通

国道105号、国道107号などが通る交通の要衝である。

羽後交通横荘線が現在の由利本荘市東由利町まで通っていたが、自動車の普及に伴い、1971年に全線が廃線となっている。