概要
1万年前に氷河期が終わり、それ以来現代に至るまでの時代を「完新世(かんしんせい)」という。
その氷河期やいわゆる旧石器時代、マンモスだの原始人だのがいたような時代を「更新世(洪積世)」というが、完新世になると人類が急速に発展し、まさに地球の覇者として君臨していることから、一部の学者たちの間では「人類の時代」であるとしてこの呼び名が提唱されている。
今のところ正式な呼び名ではないが、遠い未来の人々、もしくは人類に代わって地球に君臨するであろう何者かの時代には、図鑑や教科書に「人新世を代表する生物 ホモ・サピエンス」とでも載るのかもしれない。