コト

こと

『京騒戯画』の主人公。

人物

14歳くらいの少女。阿吽兄弟に「ねーちゃん」と呼ばれる。

どこからか鏡都に迷い込んだようで、元いた世界に帰る方法を探している様子。阿、吽と共に明恵の自宅に居候しており、何かと家の主の手を煩わせている。

泣き虫だった幼少期より「神社」という機関に属し、稲荷を「先生」と呼んで師事してきた。神社での訓練に励んだ成果か喧嘩に強く、鏡都でも主に鞍馬寺勢を相手に暴れ回るお転婆。どういう経緯かビシャマルの装備だったハンマー「アラタマ」を持っており、それを使った必殺技まで開発する始末。ショーコ博士には随分と目の敵にされているが、本人は「ショーコちゃん」と呼んで親しげに接している。

怖いものなしにも見えるが、古都に唇を奪われたショックから明恵の胸で号泣するなど、純な一面も。

いつの日か母に会うことを望んでいる。